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2011/02/04: "房総の鹿"
南房総市の親しい知人から、見事な鹿の脚が届きました。
さて、どのように調理すべきか・・・と悩んでいると、家人が「丸のままローストにして食べたい!」などとのたまっちゃいます。
うっかり重さを計り忘れましたが、5〜6kgはありそうです。 このままでは、大き過ぎて我が家のフランス製ガスオーブンにも入りそうにありません。 スネから下は切り落とすことにしました。
たっぷりのハーブ類、塩、胡椒をすり込んで半日。
それをオーブンに入れてじっくりと4時間。 (切り落としたスネは素焼きにして飼い犬へのお裾分けです。)
アメリカン・コミックにでも出てきそうな、見事な鹿の脚のローストが出来上がりました。 子供の頃に見たアメリカの漫画では、石器時代のアメリカ人はいつもこれにそっくりの肉の塊を齧っていました。
これが実に旨いんです。 噛み締めると、ジビエのシーズンのせいか、濃厚で充実した野生の旨みがじんわりと口の中に広がります。 いい赤ワインが有れば言うこと無しなんだけどね。