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2014/04/12: "好みで言えば、絶対に東京の蕎麦"
全国に、「蕎麦処」と称されるところは何箇所か有って、山形県もその一つに数えられているらしい。
しかし、この「蕎麦処」の定義がどうにも怪しい。
蕎麦の実の生産量の多さを指しているのか、蕎麦屋の数が多くて、しかもどの店でもレベル以上の旨い蕎麦が食えるような地方のことを言っているのか・・・。
人口10万人辺りの蕎麦屋の数が、全国一なのは山形県らしいんだけど、それだけ旨い蕎麦屋も多いかと言えば、個人の好みの問題もあるでしょうけど、私は山形県内で店に入って蕎麦を食うことは諦めています。
私の好みで言えば、やはり東京には旨い蕎麦屋が多いと思います。 しかも、その旨い蕎麦が山形で食う板蕎麦(板状の器に広げた盛り蕎麦)などよりも安いんですから、東京こそが「蕎麦処」のような気にもなります。
東京から、神楽坂「たかさご」直系の名人が打った変わり蕎麦といつもの十割蕎麦が届きました。
変わり蕎麦は、唐辛子の微粉末を練り込んだもので、唐辛子の甘味と香り、そしてかすかな辛味を感じます。
十割蕎麦は、正に私がイメージする蕎麦そのもの。 世の食通、蕎麦通、グルメ、グルマンたちが筆舌を尽くして褒めまくる蕎麦なるものの上を行ってるんじゃないかとさえ思えます。