大井沢だって3m
北陸や山陰地方では、近年に無い豪雪とのことで大きなニュースになっていましたが、積雪の深さはせいぜい1mそこそこだったりするので、ちょっと意外な感じを受けます。
大井沢では、正月の4日以降は連日の雪で、1月末には3m近い積雪になっていました。 それでも、特別なニュースにもならず、ボランティアの雪下ろし応援隊が来るでもなく、ましてや自衛隊なんて12月の雪上訓練に来ただけで、その後は梨のつぶてです。
ここだって、過疎化高齢化は超Aクラスで、2m以上も降り積もった屋根の雪下ろしができずに、不安で夜も眠れなかった一人暮らしのお年寄りが何人も居ます。
ただ、大井沢のいいところは、どんな大雪の場合でも県道と町道が見事に除雪されて、車での通行に不安を感じないで生活できることです。 町への買い物にも行けますし、病院にも30分で行くことができます。
確かに、連日の雪との格闘は大変ですが、豪雪の中で生活してゆくためのシステムや人々の知恵と言うか、覚悟のようなものがしっかりと根付いているように思います。
とは言いながらも、雪の中での生活は体力勝負で、私は敗北しつつあるのですが、2月に入ったとたんに晴天や穏やかな日が続いているので、少し盛り返しました。
11/02/05 @ 03:55 PM JST [続く……]