立てば芍薬・・・
カツ子さんが玄関先に置いていってくれた芍薬を、妻が薪ストーブの上に飾りました。
美しい女性の艶やかな立ち姿に例えられるだけあって、真っ黒で無骨なストーブ周辺の風景が一変しますね。
ただ、うっかりすると散り際は大変なことになります。
この豪華な花弁が、床一面に産卵してしまいます。
それはそれとして、どっかの政党の参院選向けのキャッチフレーズが「アジェンダ!」って言うんですね。
昔、会議の前などに、よく「今日のアジェンダは?」などという会話を交わしたけど、あのagendaのことなんだろうか?
ま、もともとの意味はどうあれ、こんなスローガンを力強く怒鳴ってみたところで、誰が理解できるんだろう・・・などと思いながらも、なぜ自分たちの目指すところを日本語で表現できないのか不思議になります。
政治家の言葉の軽さがすっかりばれてしまったので、スローガンもマニフェストも、そんなものは何でもいいや、と割り切ってるんでしょうけど、何も選挙民をここまで露骨に馬鹿扱いしなくてもいいと思うなあ。
10/06/29 @ 06:26 PM JST [続く……]
暑いやら、寒いやら・・・
煙くて咳き込みそうな霧です。
昨夜は、雨なのに気温が20℃前後から下がらず、寝苦しい夜でした。
毛布に入れば暑いし、毛布を跳ね除ければ寒いし・・・我が家の飼い犬も、少しでも涼しい場所を探して、一晩中家の中をウロウロしていました。 結局、彼の結論としては、風呂場のタイルの上が一番、ということになったようです。
10/06/28 @ 04:37 PM JST [続く……]
夏は嫌いです。
一の橋から見る六本木ヒルズの夕焼けも見事ですが、大井沢から見る月山の夕焼けだってかなりのものです。
夕食のために、台所でラム肉の下ごしらえをしながら、ふと外を見るとしばらくぶりの夕焼けになっていました。
昨日も今日も、日中の気温は30℃近くにまで上がっていて、私はもうほとんど仮死状態です。
ただ、夕方になれば深い緑と寒河江川の豊かな流れのおかげで、一気に気温が下がります。
昨日の朝は10℃、そして今朝は12℃でした。
ちなみに、我が家には冷房装置がありません。 どんなに暑い日でも、日が落ちて涼しくなるまで、じっと我慢します。
それに、8月も後半になれば、もう秋風が吹き始めますし・・・。
10/06/26 @ 03:52 PM JST [続く……]
大井沢は美味しい!
房総の枇杷、山形のさくらんぼ。 どちらも初物、そしていただき物。
大井沢は美味しい。
今年の枇杷は、天候不順で出来が悪いと聞いていましたが、とんでもありません。 甘みもみずみずしさも十分です。
さくらんぼも「あんまり甘ぐね。」とのことでしたが、私は少し酸味の有る方が、ただ甘いだけよりはずっと美味しいと思います。
そんな訳ですから、皆さんも是非食べに来てください。
(東京に居て、大井沢から送らせようなどという魂胆は不純ですね。)
10/06/24 @ 10:51 AM JST [続く……]
梅雨らしい日々
朝夕は川霧が立ち込め、どんよりと曇って湿っぽい毎日です。 ただ、暑さが苦手の私と飼い犬にとっては、比較的涼しいのが救いなんですが、農作物への悪影響は有るのかもしれません。 今朝は、長袖のシャツを着ていても寒いほどでした。
昨夜は激しい稲光、雷鳴、叩きつけるような雨に目が覚めました。
川も濁った水で増水しています。
週間天気予報の晴れマークが、一日ごとに後ろへずれて、気が付けば傘マークに置き換わって行きます。
大井沢では、週間予報はあまり信用できません。
10/06/23 @ 05:18 PM JST [続く……]
居間を覗くPMD
小さなカゲロウが、居間の窓に張り付いて、私の朝食を覗き見していました。
釣師の大好きな、PMD(Pale Morning Dun)ってヤツでしょうか。
こんなのが、緩やかな流れの上をただよって来たら、魚たちは絶対に我慢できないでしょうね。
ふと、ヤマメ釣りに行きたくなりました。
(そうそう、ギョウジャニンニクの花の匂いは、かすかですが、やはりギョウジャニンニクでした。)
10/06/22 @ 05:11 PM JST [続く……]
ニンニク風味の蜂蜜?
庭の畑で、ギョウジャニンニクの花が咲き始めました。
小さな蜂が蜜を吸いに来ています。 蜂蜜はニンニクの匂いがするに違いありません。
そう言えば、健康食品のひとつに蜂蜜に漬け込んだニンニクなんてのがありませんでしたっけ?
旨いか不味いかは別にしても、体の何に効くんだろう。
テレビや新聞のサプリメント/健康食品の広告では、その効能についてはとても漠然とした表現になっていて、ただただ商品名と正体不明の成分だけを並べ立てています。 しかも、「効果がある。」とは決して言わず、何がなんだか全く分かりません。
薬事法を逆手に取って、何か怪しげな商売をしているんじゃないか・・・などと勘ぐってしまうのは、私だけなんでしょうね。
それにしても、コラーゲンだの、ヒアルロン酸だの、グロコサミンだDHAだポリフェノールだのと、これらは世の中の大多数が理解している何かなんだろうか? 私にはこれらが栄養成分なのか、薬用成分なのか、それともそれらとは関係の無い何かなのかさえも分かりません。
ところで、ギョウジャニンニクの花の香りがどんなものなのか、嗅いで見るのを忘れていました。
10/06/20 @ 11:54 AM JST [続く……]
今朝の大井沢
大井沢から見る国後島・・・なんてことはあり得なくて、これは先週訪れた羅臼の道の駅からの風景です。
水平線上に浮かぶ国後島は、驚くほどに長大で、羅臼からはたったの20km強の距離です。
一日も早く出て行ってもらいたいものです。
今朝の月山です。
雨のち曇りの予報だったのに、朝からカラリと晴れ上がりました。
カッコーとホトトギスとウグイスとアカショウビンが鳴いています。
10/06/15 @ 10:20 AM JST [続く……]
アイヌネギとギョウジャニンニクの関係
体重400kgのヒグマが歩き回っていたという道東の森の中で、アイヌネギの群落を見つけました。
匂いも、外観も、本州で言う「ギョウジャニンニク」によく似ています。
ただ、本州の野生のギョウジャニンニクは、葉に光沢があって、葉の形ももう少し丸いような気がします。
この2種は全く同じものなのか、あるいは近縁ではあっても異種なのか、よく分かりません。
標津の郷土料理店で夕食を食べようとしたら、「今は地元の山菜が旬で、お勧めです。」と言われました。
でもねえ、大井沢からわざわざ標津まで行って、コゴミやタラの芽を食う気にもなれないので、地元で捕れる魚を出してもらいました。
びっくりするほど美味しかったのは、コマイのルイベです。
今の時期だったら、時鮭のルイベもお勧めですね。 あの幻の鮭児に負けるとも劣らないほどの味です。
屈斜路湖で打ちのめされ、忠類川で惨敗しても、標津に戻って「さわ」の縄暖簾をくぐり、郷土料理「武田」のカウンターに座れば、それだけでもう天国ですね。
東京に帰る日には、釣などしないで、サーモンパーク隣りの「しべつ市場」に寄って、その日の朝に上がったばかりの地元の魚をあれこれと物色し、一山300円のカレイやメバル、一杯400円の毛ガニなどをお土産にします。 ホタテやアサリ、北海シマエビだって買わずにはいられません。
我が家では、庭先の小さな畑でギョウジャニンニクを栽培しています。
株を育てるためには、花はむしろ邪魔な存在なので、蕾のうちに摘んで食べてしまいます。
中華風の炒め物には最高ですし、掻き揚げもイケます。
月山ではギョウジャニンニクが自生していると聞きますが、大井沢では野生のものを見たことがありません。
大井沢で栽培されているギョウジャニンニクにも、「アイヌネギ系」と称される種類があります。 しかし、本物のアイヌネギとは少し違うような感じです。
新潟などで渓流に入って岩魚を追っていたりすると、30年ほど前まではずいぶんと野生のギョウジャニンニクを見つけたものですが、最近はほとんど見かけなくなりました。
入渓する釣り人の数に反比例して、野生の岩魚や山菜は急速に減っているようです。
10/06/14 @ 09:41 AM JST [続く……]
ご無沙汰しました。
「ブログの更新が無いけど・・・。」と、色んな方からご心配いただきましたが、極めて元気です。
要するに、我が家で使っていた無線ルーターが壊れてしまって、NTTはサポートを放棄してしまうし、Buffaloのルーターを入手して使おうと思ったら、古すぎて設定プログラムが機能しません。
NTTのサポートも最悪だけと、Buffaloとメルコのサポートセンターもそれに負けませんね。
いくら電話をしても、「ただいま電話が込み合っています。 そのままで、いましばらくお待ちください。」を繰り返すばかりです。
と言う訳で困り果てていたら、なんと、超豪華サポートチームがPeugeot 307ccにフライロッドを乗せて大井沢まで来てくれました。 問題点を探し出しては、一つ一つ解決して行く手際の見事さと言ったらありません。
あっと言う間に、フテ寝を決め込んでいた馬鹿で頑固なルーターを叩き起こしてしまいました。
そんな訳で、ベランダ下の小さなプールではイワナがノンビリと泳いでいます。
(ちなみに、H本さんは、このプールでアブラハヤだけを5匹も釣っちゃいました。)
10/06/13 @ 01:24 PM JST [続く……]