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2002/07/15: "大井沢は雨"

台風6号が過ぎて、一時的に晴れ間も見えたのに昨日からまた強い雨が降り続いています。 川も増水し、釣どころではありません。
気温は19℃、湿度70%。 風の無いのがせめてもの救いです。

大井沢に来て、既に半年が過ぎました。
別にダイエットを心がけている訳でもないのに体重が3kgほど減りました。 肉体労働と食生活のおかげだと思うのですが、家族たちの体重は東京暮らしの時と変わらないそうです。

最近の食生活は本当にヘルシー(?)です。
昨日の食事は、朝:速雄さん宅からいただいた新ジャガのバター炒め+コーヒー、昼:前日の残り物のウドンと鳥モモ肉、ニラの焼きウドン+ワラビのおひたし+カブのぬかみそ漬け+デルモンテの野菜ジュース、夜:サワラのみりん漬け+ズッキーニの花(花にチーズを詰めてオリーブオイルで揚げたもの)+キュウリとワカメの酢の物+キュウリ、カブのぬか漬け+大根の葉の炒め煮+大根、油揚げ、豆腐の味噌汁。
最近はほとんどがこの様な食事です。 大根は速雄さんのお宅からいただいたもの、カブは喜春さん、キュウリとズッキーニは自家製、ワラビは石橋組の社長宅から。
新鮮な大根やカブの嬉しさは葉まで食べられることです。

昨日、妻と娘が修平さんの裏庭からスグリとグスベリの実を大量にいただいて来て、焼酎に漬け込んでいました。 果実酒作りは妻の楽しみのひとつで、桑の実も漬け込んだようです。

喜春さんのお母さんからいただいて来たアヤメの花が豪華です。 先日、吉太郎さんにいただいたシャクヤクもそうでしたが、ここでは花瓶に生けた花が本当に華やかで生き生きとしています。 東京の自宅の居間に飾る花はいつもどこかしら人工的で空々しく、少しも美しいとは思いませんでした。 しかし、大井沢では切花さえも窓の外の風景と一体になって見事にお互いを引き立て合うようです。

薪用の材木をいただいたお礼に、中上の佐藤さん宅へ伺ったら奥様が木灰の上澄み汁で茹でた笹巻きのチマキを持たせてくれました。 木灰の汁で茹でたチマキは時間が経っても固くならず、カビも腐敗も無く、しかも独特の風味を持っています。 きな粉や黒蜜などを付けて食べると絶品(だそう)です。(家族の大好物なんですが、私は残念ながら一口ほど試したことがあるだけです。)

返答: コメント1通

quote:薪用の材木をいただいたお礼に、中上の佐藤さん宅へ伺ったら奥様が木灰の上澄み汁で茹でた笹巻きのチマキを持たせてくれました。 木灰の汁で茹でたチマキは時間が経っても固くならず、カビも腐敗も無く、しかも独特の風味を持っています。 きな粉や黒蜜などを付けて食べると絶品(だそう)です。(家族の大好物なんですが、私は残念ながら一口ほど試したことがあるだけです。)
おや。山形にもそういうものがあるんですね。九州の南のほう、宮崎とか鹿児島あたりにも「灰汁巻き(あくまき)」と言う、よく似たものがあるそうです。一度いただいたことがあります。
笹ではなく竹の皮で巻いてありますが、やはり灰汁で茹でて、きな粉などを付けて食します。
今度手に入ったら、お届けします。食べ比べてみましょう(笑)。

Osamu Higuchi さんからの 2002/07/19 09:59 AM JST のコメント