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2011/05/20: "柳青める・・・"
川岸の柳もブナの森もすっかり輝くような新緑になり、朝は0℃前後まで冷え込んで霜が降りたりもしますが、日中は20℃を越える日々です。
やっと雪が消えた妻の畑で、トラクターを使っていると、いつも間にか小さなブヨがうるさくまとわり付くものだから、どんなに暑くても長袖のシャツを脱げません。 それでも、体の露出しているところは数箇所の被害を受けます。
お隣のマサアキさんが、子供がメダカすくいに使うような網を持って田んぼの横の用水路を覗いていました。
なんと、30cmを超えるイワナを捕まえたとのこと。 その様子を、そばで見ていた妻が両手で示す大きさでは40cm以上もありました。
私: 「で、どうしたの?」
マサアキさん: 「すぐに離しちゃった・・・。」
私: 「え〜! もったいない。 食えば良かったのに・・・。」
30年ほど前までは、新潟県の佐渡に行くと、やはり田んぼの用水路を泳いでいるイワナをよく見ましたが、大井沢でも沢から水を引いている用水路にイワナが居て、我が家のベランダの下の小さな池まで迷い込んで来たりします。
それでも、イワナの数はずいぶんと減っているんでしょうね。
80歳を超える人たちの話を聞くと、「昔は旅館が注文するサイズに合わせて、50や100のイワナはすぐに釣れたもんだ。」そうです。 「昔」がいつ頃のことなのか、「すぐ」が半日なのか1日なのか、それとも泊りがけで山に入ってのことなのか、どうもはっきりしないんですけどね。