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2002/09/21: "カス(シ)バミ"
娘と二人で小寺鉱泉の方へ山歩きに行ってきました。 林道の入り口で車を降り、歩きながら道端の草や木を見ていると色々な木の実がなっています。
娘が銀色の毛に覆われた不思議な木の実を見つけました。 割って見ると中に小さなドングリのような実が入っています。 さらにその実を割って食べてみると、かすかな甘みの癖のない味がします。
しかし、殻に生えている銀色の毛は手の柔らかなところに突き刺さり、かなり不愉快な思いをさせられるので採らないで帰ってきました。
夕方、富士夫さんの工房を訪ねてその木の実の話をしたら、それは「カスバミ」だとのことでした。 今の時期に収穫して、冬に食べると酒のつまみにとてもいいんだそうです。 どうやら、先日喜春さんが教えてくれた「カシバミ」と同じ木の実のようです。
ナナカマドの実が見事に色づき始めています。 栗の実も落ち始めました。 「カスバミ」の実を無視して帰ってくる途中、大井沢川の近くに栗の実が落ちているところを発見。 娘の帽子いっぱいの芝栗が取れました。
帰ってから娘が必死に皮をむき、今夜は栗ご飯になりました。 やはり外に出ないことには何事も起きないんですね。 同時に、車に乗って走りすぎるだけでは「カスバミ」はもちろん、栗の実さえも収穫できないということが良くわかりました。
ちなみに、今日は車を降りて3時間も歩き回りました。
中秋の名月は雲の中です。
明日は早起きをして「カスバミ」採りに行こうと思っています。