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2004/03/18: "前「文化」、後「文化」"
「過疎化と文化の多様性の意味」などという高尚なことを考えていたら、ふと「そう言えば文化鍋とか文化包丁とか、頭に文化のついたモノがいろいろあるけど、あの前に来る文化にはどんな意味があるんだろう?」という疑問が頭をよぎって、すっかり意識はマエ文化とアト文化です。
例の前株と後株の違いみたいなもんですね。
「鍋文化」や「包丁文化」なら何とはなしに理解できるのですが、どうにも「文化鍋」の文化がわかりません。
文化祭、文化庁、文化国家、文化生活、文化住宅、文化団体、文化活動、文化人、文化の日、国民文化祭なんてのもあります。 思いつきませんけど、他にもありそうです。 文化七輪なんてありませんでしたっけ?
文化七輪と文化庁の共通点は?などと思い悩むのも楽しそうなのですが、肝心の文化庁ってのが何をするところなのか、今でも存在するのか、その辺のところもわかりません。
山形に住み始めて、この「文化」がらみの言葉やイベントに関する話題を異様なほどの頻度で聞かされます。
この県は、よほど文化に対するこだわり(コンプレックス?)があるらしく、とにかく文化活動が盛んで、テレビや新聞でも文化花盛りです。 もしかしたら、山形は「文化県」なのかも知れません。
で、広辞苑を覗いてみたら、文化御召し、文化勲章、文化教育、文化功労者、文化主義、文化村なんてのもありました。
「文化御召し」って、和服ですよね。 これはこれで文化住宅的などこか軽薄な雰囲気があって嫌いじゃないですけど、文化村はいただけないなあ。 文化村は文化人同様に雰囲気が軽薄過ぎます。
(株)だって、後(株)の方が落ち着きませんか? インフォテリアだって後(株)だし・・・。
(忘れてましたが、文化放送ってのもありました。)