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2008/10/17: "イワナが来た。"
テラスの下の小さな池で、しきりにライズを繰り返す魚が居ます。
30cm前後のイワナです。
田んぼの用水路を通じて大井沢川から下りて来たのでしょう。
この辺りの用水路では時おりイワナを見かけます。 町道沿いの側溝にさえも20cmほどのイワナが住み着いていて、散歩で通り過ぎる度に素早く側溝の蓋の下に逃げ込みます。
ところで、イワナは岩の間に住む魚だから「岩魚」になったと、日本語源大辞典(小学館)にも出ていて、それはそれで極めて分かり易いんだけど、ヤマメに関しては少し複雑な語源説が載っています。
ヤマメの「メ」はヒラメやアイナメなどと同様に魚の接尾語か、あるいはヤマバヤ、つまり山に住む鮠(ハヤ)がなまってヤマベ−ヤマメに変わったと言うんです。
とすれば、ヤマメを山女とか山女魚と漢字で表記するのは間違いですね。 山魚と書くべきです。
で、そのハヤなんですが、これはタミル語で、「引きの弱い魚」のことを言うってんですが、嘘に違いありません。
日本語源大辞典によると、「ハエ」はハユ(逸)の名詞形で、速いことを指すらしい。 つまり、敏捷に泳ぐ魚ということのようです。
今朝も我が家の岩魚は池のど真ん中に陣取って、近づいて来るアブラハヤを追い散らしています。