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2008/06/04: "シオデ、アマドコロ"
今朝、妻が採ってきたワラビに混じっていたシオデ(下の4本)とアマドコロ。
山菜のガイドブックを見ると、どれにも「山菜の王者」とか「山のアスパラガス」などと紹介されているので、期待が大きすぎるのか、食べてみていつもがっかりするのがシオデです。 確かに見た目はちょっとアスパラガスに似ているし、癖もありません。 つまり癖が無いということは山菜らしい特徴も風味もないってことになります。 畑のアスパラガスの方が比較にならないほど美味しいですね。
アマドコロはワラビの様なとろみとほのかな甘みが特徴です。 こちらの味の方がむしろアスパラガスに似ていると思います。
これに良く似た毒草にホウチャクソウというのが有って、これは地下茎が全く違う形をしてるんだそうです。 私が持っている山と渓谷社のガイドブックには、「アマドコロを採取するときは、必ず地下茎を調べて、その毒草ではないことを確認すること。」と書いてあります。
いちいち根っ子まで掘り起こしてしまったんじゃ、なんだか全くエコロジカルじゃないように思えるんだけどね。 そこまで破壊的な山菜採りなんて許せない気もします。