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2010/09/20: "ハチ公の故郷で"
大井沢の皆さんと、秋田県北部へ一泊二日の研修旅行へ行ってきました。
「忠犬ハチ公のふるさと」という看板が立っていた大館市では、軽トラックの荷台から2匹の仔犬が大歓迎をしてくれました。
絶対にハチ公の遠い親戚に違いありません。 2匹とも、どことはなしにハチ公の面影を宿しています。
大館市郊外の農家の主婦70数人が運営する直売の店です。
カタカナのサブタイトルがおしゃれですね。 さすがは大館です。 もちろん、チアフルな母さんを売ってる店じゃありません。
この店では、年間売り上げがなんと1億9,300万円とのこと。
昼食には、陽気なお母さん方自慢の手打ちほうれん草うどんなるものをご馳走になりました。
旨い、不味いなどという卑俗な感覚を超越した感動的な味でしたね。
この後は、世界自然遺産白神山地に接する藤里町の体験学習施設、そして能代市の蕎麦加工所を訪問。
地元の蕎麦粉を使った手打ちの十割蕎麦をご馳走になり、翌日は仙北市の「田沢湖芸術村」。
絶品フランス料理と鮮烈にして薫り高い黒生ビールなんぞをピッチャーで2杯。 大変結構でした。
ところで、山形県から秋田県と1,000kmに近いバス旅行だったのですが、道路沿いの蕎麦屋の多さには驚きました。
岩手県も蕎麦屋の多い所だし、これほど多数の蕎麦屋が店を構えていて、しかもそれなりに商売が成り立っているとすれば、東北地方にはそれだけの蕎麦外食市場があるってことになるんでしょうね。 東京にも蕎麦屋は多いけど、人口比で言ったら問題にならないほど東北の蕎麦屋の方が多いと思います。 東北の人たちはそんなに蕎麦が好きなんだろうか? ちょっと不思議です。
いやあ、とにかく大変興味深く実り豊かな研修旅行でした。
行く先々で感動の体験談を拝聴し、目から何枚ものうろこがヒラヒラと剥がれ落ちました。
今回の研修旅行をコーディネートしてくれた、秋田県職員の木内さんのきびきびとした手際の良さにも感激。 さらに、この方はまだうら若き、目の覚めるような秋田美人なんです。(本当に残念ですが、見とれてばかりいて写真を撮り忘れちゃいました。 それに、最近はすっかり視力が落ちていて・・・。)