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2001/09/26: "今年のシーズンも終わり"
先週末からの3連休を利用して大井沢へ行ってきたのが、今年の釣り収めになりそうです。
今年最後に私のフライをくわえたのは40cmオーバーのニジマスでしたが、4Xのテイペットを切ってフライをくわえたまま流真に戻ってしまいました。
今年は釣りそのものよりも、その周辺で非常に多くのことを勉強しました。 それはそれで本当に面白い体験だったのですが、釣りは下手になったような気がします。
今年もまた釣りを通して沢山の人たちと知り合いになれました。 フライ関連の雑誌を見ると、毎号必ず二人や三人の知り合いが登場しているようになりました。
それだけフライフィッシングの世界は狭く、フィールドも少ないということになるんだと思います。
このフィールドの少なさが釣りに関する色々な問題の根底にあるような気がします。 ルール無視、密漁、ゴミ、釣り人の集中、地元との軋轢・・・etc,etc。
自省を込めていつも思うことなんですが、なぜ釣り人はもっと謙虚になれないんだろう? 自慢やホラは許せるにしても、ほとんどの釣り人が持っているあの傲慢さには辟易させられます。
ただひたすら自分だけの釣りに閉じこもって、周囲で起きていることには無関心で居ようと思うこともあります。 その方がどんなに気楽だろうと思います。
しかし、知人や友人たちが釣り場作りに苦労しているのを間近に見ていると手伝わない訳には行きません。 それに、彼らを手伝いながら釣り周辺のことに関わってきたからこそ、こんなに沢山の人達と知り合い、親しく付き合えるようになったことも事実です。
毎年毎年、シーズンの終わりに思うことは「来シーズンこそ真面目に釣りをしよう。」なんですが・・・。