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2007/06/06: "妻のスズメ"
大井沢は野鳥の種類が驚くほどに多いところです。 ここに越して来た最初の冬だけでちょうど40種の野鳥を確認することができました。 居間やテラスに居るだけでオオルリ、カワセミ、カワガラス、オシドリ、アオゲラ、アカゲラ、ホオジロ、イカルチドリ、ヤマガラ、コガラ、エナガ・・・と都会では中々見ることの出来ない野鳥類を見ることができます。
そんな小鳥たちを呼びたくて、妻がテラスに餌を置いています。
東京での経験からいって小鳥たちは所構わずに辺りを汚すので私は反対をしたのですが、妻は「あたしが責任を取る。」と言います。
先ず、ヒヨドリが目ざとく餌を見つけて飛んできました。 カラスも興味を持って寄ってくるのですが家の中の人の気配が気になるのか、すぐに飛び去って今ではほとんど姿を見せなくなりました。
最近はそのヒヨドリも来なくなり、餌置き場はスズメたちの独占になっていて多いときには5〜6羽が集まってパーティ状態になっています。
シジュウカラもコガラもホオジロも、むしろスズメよりも多いはずなのに、彼らは全く近づく気配を見せません。
どうやらスズメは他の野鳥たちとは違って人里、人家、人間の居るところを好むようです。 そういう意味ではツバメと共通しているのですが、ツバメほどにはずうずうしくありません。 人間や犬がテラスに近づくとスズメたちはすぐに飛び去ります。
そして、テラスでは今もスズメの群れが大騒ぎをしながら所構わずに汚しまくっています。 テラスの手すりはうっかり肘もつけません。 約束どおり、責任を持ってスズメたちの躾けをして欲しいものです。