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2007/10/19: "行列の出来るドーナツ屋"

シアトルから来た某ソフト会社の外人たちは、新宿駅南口のドーナツ屋の行列を見て、先ずは驚き、次には呆れて笑い出し、そして必ず写真を撮って帰るんだそうです。
ま、シアトルのような田舎町じゃこんな風景はあり得ないでしょうから、驚くのも当然ですね。
などと言いながらも、私も思わずカメラを向けてしまいました。　何度見ても不思議なんですが、１時間も２時間も並んで買うからこそ価値がある訳で、ドーナツが旨いか不味いかなんてことはそれほど重要な要素では無いんでしょうね。
麻布十番の鯛焼きだって似たようなもんで、待たされることに価値があるようです。　私としては、豆源の向かいにある小さな店の今川焼きの方がずっと旨いと思うんですが・・・。　そう言えば、この鯛焼き屋も最近は鉛筆のような細長いビルになって、２階には「鯛焼きカフェ」の様なものが出来ていて、ここでは待たずに鯛焼きが食えるんだそうです。　待たされない代わりに高い金を払うことになるんだろうけど、なんとは無しにセコイ商売の様な感じもします。

この他にも麻布十番では人形焼き屋のワッフルに行列が出来ていたり、焼きとん屋が異様に繁盛して別館まで作ってしまったり、裏通りには三流映画のセットの様な安普請のお洒落なカフェバーがいくつも出来ていて、どうやら六本木の混乱がそのまま芋洗い坂を下ってきたような風情です。

それはそれとして、なぜキャスター付きの旅行鞄は黒ばかりなんだろう？
羽田でも中標津空港でも、東京駅でも山形駅でも、新幹線の中でも大江戸線でも、キャスター付きの鞄は決まって黒一色です。
唯一の例外は山形駅で新幹線を降りたお婆さんの茶色の鞄だけでした。　と言うことは、黒以外の商品もあるってことなんでしょうが、黒じゃないとカッコ悪いんですかね。

大井沢は今日も寒くて、１０時になっても外は７〜８℃。　室内でも１３℃。　我慢できずに石油ストーブを焚いています。
実は薪ストーブの煙突掃除がまだなんです。