ビジネスの成功は誰のおかげ?
黒淵部落(NHKでは部落を禁止用語だというんですが、納得が行きません。)の入り口、「洞門」と呼ばれるほぼ垂直の壁です。
数十年前まで、ここには寒河江川の黒々とした深い淵が迫り、狭い手掘りの洞門が有って大井沢の北の入り口だったところです。
ところで、マクドナルドの店長は管理職とは名ばかりで、実際には安い給料でコキ使われるだけの悲惨な役職だと言うんです。
裁判所の判断が正しいのか、原告の言い分に理が有るのか、マクドナルドの開き直りに分が有るのか、その辺のことはしりませんが、ふとビル・ゲイツ・シニアの言葉を思い出しました。
正確な引用かどうか自信はありませんが、確か「ビジネスを成功させるには、多くの人たちの協力と支援が必要だと言うことを忘れてはいけない。」といった内容のことを言っていたと思います。
要するにビル・ゲイツ一人じゃ今のマクロソフトは無かったよ、ってことなんでしょうが、原田さん一人でも今のマクドナルドは無い訳で、やはり1,700人の店長さんも一般の社員の皆さんも、パートタイマーやアルバイトの皆さんまでもが幸せになって初めてマクドナルドなる会社の存在意義があるんじゃないかなあ。 原田さんのパフォーマンスとアイディアだけで大儲けしてる訳じゃないんでしょ?
何もメタボリック症候群の普及に貢献するだけがファストフード業界の使命だとは思えません。
08/01/31 @ 05:10 PM JST [続く……]
超・超高級エクストラスーパーデラックスハイクオリティスパイク長靴 Non-Limited Version
という訳で、天童のホームセンター・ムサシで一番高いスパイク付きゴム長を買いました。
1足6,990円。 妻の分と2足で・・・え〜と・・・とにかく大井沢に来て3番目くらいに高価な買い物になりました。
しかも、「ゴム長と言えば三つ馬」と言われるほどの高級ブランド「Mitsuuma」です。
優れものです。 除雪ブルドーザーに磨き上げられた圧雪でも零下10℃で鍛え上げられた氷の上でさえも、カリカリ、サクサクと気持ちのいい音を立てて歩き回ることができます。
これほどのブランド品になると実用性以上に持つ喜び、履く喜び、そして村の人々に見せびらかす満足をも感じることが出来て、やはり高いものいいなあ・・・。
今度、東京に行く機会が有ったら絶対にこれを履いて行くつもりです。 Timberlandはもちろん、Dannerだって目じゃないですね。
(でも、妻は薄く雪の積った道路で、スパイクが効かずに転倒。 万能じゃなさそうです。)
08/01/29 @ 04:25 PM JST [続く……]
雪が止んで
雪の無い季節だけ、90歳を過ぎたお年寄りがハイブリッドのメス犬と一緒に一人で住んでいる家です。
この季節は避寒のために雪の少ない暖かなところに行っているとのこと。
2mを超える雪の中での一人暮らしは、私だったら絶対に無理ですね。 雪に押しつぶされるに決まっています。 2階の屋根に上がっての雪下ろしなんて怖くて出来ません。 山の神様の小さな社の屋根でさえ足が震えるんですから。
しばらくぶりの月山、姥ガ岳、湯殿山。 三山そろって頂上まで姿を見せたのは今年になって初めてです。
08/01/29 @ 12:27 PM JST [続く……]
30cmも減る
4日ほど降り続いた雪は2mを超える深さになり、道路わきの雪の壁も私の頭を越えてしまって、散歩をしていても見えるのはただひたすら雪の壁だけになってしまいました。
昨日の夕方には雪も上がり、今日の積雪の深さは1m70cmほどです。 雪が溶けた訳ではありません。 雪が雪の重さで、一晩で30cmも沈んでしまったのです。 降っては固まり、降っては固まり、あのフワフワとした雪が春先には氷のように硬く締まって雪解けを更に遅らせることになります。
08/01/28 @ 04:10 PM JST [続く……]
3日目も雪
もう3日も雪が降り続いています。 時おり薄日がさしても、すぐにまた大降りになります。 橋の欄干も雪に埋まり、川の流れが見えなくなっています。 家に居ると、川の音も時おり通る車の音も聞こえず、音と言えば屋根を滑り落ちる雪と風の音ばかりです。
日中の気温も−3℃〜−4℃。 積雪の深さも2mに近づいて来ました。 試しに、カンジキを履いて新雪の上を歩いてみたら膝を超えて足が沈み、50mも歩けば息が上がってしまいます。
08/01/26 @ 12:00 PM JST [続く……]
「専門家」って誰?
今朝の朝日新聞にコンピュータウィルスを作ったヤツが別件で京都府警に逮捕されたとの記事が載っていました。
要するに現行の法律ではコンピュータウィルスを作って配布しちゃっても摘発できないんだそうです。 仕方なく、引っ掛け用の「ファイルに使ったテレビアニメの画像の使用に関する著作権法違反容疑」ってことになったようなんですが、このうような「<からめ手>から攻めるような捜査方法には、専門家から疑問の声も出ている。」とのこと。
いつも分からないのがこの「専門家」という人たちの正体なんです。 この記事で疑問の声を出している「専門家」って何の専門家なんだろう? 法律の専門家? 捜査の専門家? ITの専門家? コンピュータソフト開発の専門家? インターネットの専門家? インターネット犯罪の専門家? テレビアニメの専門家? 著作権の専門家? コンピュータウィルスの専門家? それとも、単にギョウカイに詳しい人?
「専門家」の他にも「有識者」、「学識経験者」、「文化人」などと呼ばれる人種が居て、これらの人たちも何者なのか全く正体不明です。 それぞれに何らかの定義はあるんだろうけど、誰がどんな風に使い分けしているのか、ちょっと興味があります。
で、「士農工商」風のランク付けをすれば、最上位に居るらしいのが「学識経験者」で、次に「有識者」が来て「専門家」になり、最下位に「文化人」なんでしょうね。 どれもこれも怪しげな雰囲気の人種ばかりだけど、中でも「文化人」なんてのは文句無しに怪しいもんね。 でも、まあ、考えてみればどれもこれも似たようなもんか・・・。
08/01/25 @ 03:14 PM JST [続く……]
豪雪もまた楽しからずや?
明け方から降りだした雪はたちまちゴム長を超える深さになり、除雪車が通ったあとの道路もすぐに降り積もった雪に埋まってゆきます。 時おり吹き付ける突風が地吹雪を巻き起こしてすぐ隣の家も見えなくなります。
こんな日はイカの塩辛でも肴に熱燗でも飲んで雪見をしているのが一番なんですが、庭の雪かきをサボる訳には行きません。 20cmの雪を放置しておけばすぐに50cm、60cmになり、明日には1mを超えているかも知れません。
まるで賽の河原の石積みのような雪かきが続きます。 でも、まあ、他にすることがある訳でも無し、雪かきだけが冬の間の仕事と言えば仕事です。 雪との戦い、などと思ってはいけません。 どうせこちらが負けるんですから。 これは雪との対話、自然とのやりとりなんです・・・とでも思わなくては。 ここが良くて、ここを選んで住んでいることだし。
08/01/24 @ 11:50 AM JST [続く……]
生死表裏一体
雪が溶けずに流れているところを見ると、水温は0℃に近いんでしょう。
カワガラスが流れに潜ってはしきりに餌をあさっています。 この寒さの中で、あまりにも活発で生き生きとしているので、ついつい見惚れてしまいます。
鷹にでも襲われたのか、道路際にツグミの羽と血痕。
大井沢では野生の命の生と死を同時に見ることが多く、生死は表裏一体、生きることは死ぬことと見つけたり・・・ってな心境になったりもします。 野生の死はあまりにもさり気なく、あっけなくて未練も無く、誰も騒がず、悲しまず、葬式も無ければお墓も無いし、千の風なんかにもならないんでしょうね。
08/01/22 @ 04:25 PM JST [続く……]
しろがねの衾の岡辺・・・
しばらくぶりの青空、そして明るい日差しにも関わらず気温は−4℃。
しろがねの衾の岡辺も日に溶けて淡雪流る・・・なんてことは全く無くて、岡辺の衾は3月までは厚くなるばかりです。
フリーズドライ製法で加工する妻の凍み大根も、日中でも凍ったままです。
08/01/21 @ 10:34 AM JST [続く……]
カンボクの実、そして調査捕鯨を続ける理由
雪景色の中で、一際鮮やかなのがカンボク(肝木)の実の赤さです。 一度、試食をしたことがあります。 野鳥の餌にもならずにこの季節になっても残っている理由が分かりました。 苦く、変な臭いがして形容し難い味です。 と言うことは鳥にも味覚があるということになるんでしょうか。 ちなみに、ツルウメモドキの実を試食してみたのですが、ちょっと甘くて、不味くはありませんでした。
ところで、日本政府が捕鯨にこだわる理由を理解できずにいたのですが、昨日の朝日新聞の記事で納得が行きました。
08/01/19 @ 02:00 PM JST [続く……]
地球温暖化と無塩バターの関係
積雪の深さはやっと1m。
昔に比べればずいぶん少ないとのことです。 地球温暖化の影響なんでしょうか?
娘たちが言うには無塩バターが東京のスーパーでは店頭から消えてしまったそうなんです。 バイオ燃料のせいで乳牛の飼料価格が上がって原料乳の値段に影響し、乳製品の原価も上昇して需要の少ない無塩バターは一般の消費者向けには市場から消えてしまっているらしいんです。
ん〜、そう来たか・・・ってな感じですね。
っちゅうことは、クール宅急便を喜んでいる場合じゃないってことにもなるんでしょうね。 我が家に届く宅急便がどれだけのCO2を撒き散らしているかってことをかなりマジに考えなきゃいけない時代になっているようです。
で、Amazonはやめて車を飛ばして山形の本屋まで本を買いに行くってのはどうなんだろう?
ま、東京の皆さんもセーターを一枚余分に着てください。 この季節、我が家の室内温度は18℃です。
08/01/15 @ 07:45 PM JST [続く……]
そして成人の日の贈り物
そんな訳で、娘たちから思いもかけない贈り物が届いて、今日はすっかりお祝い気分になりました。
私も妻も成人の日はずいぶん昔に済ませちゃってるんですが・・・。 チーズもパンもとても美味しそうだし、今夜はシャンパンとワインに合う何かを一品か二品作って、少し豪華な食事にします。
08/01/14 @ 12:12 PM JST [続く……]
成人の日って何の日?
朝6時。 外はまだ暗いのに除雪のブルドーザーがペアになって通り過ぎます。 積雪も1mを超えてきました。(肘折温泉は170cmだそうです。 かなり差を付けられました。 このままでは肘折の独走を許すことになってしまうので、大井沢にも頑張ってもらいたいものです。)
今日は成人の日だそうだけど、何の意味があるのか・・・と思ったら、これは海苔の販促キャンペーンに「恵方巻き」があるように、呉服業界の販促活動の一環に違いないと気付きました。
08/01/14 @ 10:29 AM JST [続く……]
地吹雪
気温−6℃。 雪。 強風。 地吹雪。
一瞬、自分の足元もすぐそばに居るはずの黒犬さえも見えなくなります。
こんな日の外出は最悪です。 路面と路肩の境が全く分からなくなり、ライトを点けている車さえも見えず、エンジン音も聞こえず、地吹雪の中から突然車が現れたりします。
家に閉じこもってジッとしているのが一番なのですが、犬はまるで緊急事態でも起きているかのように外出をせがみます。
08/01/13 @ 11:04 AM JST [続く……]
48cmも負けている。
11時現在の大井沢の積雪は80cm。 山を一つ越えた大蔵村肘折温泉では128cmとのこと。
何だか負けているようで悔しい気もします。
今朝は木々の枝に湿った雪が積もって風景がモノクロームになりました。 私の写真では到底風景のスケールとその美しさを表現すことができないのでいつも歯がゆい思いをします。
08/01/12 @ 12:03 PM JST [続く……]
んなバカな・・・
気温7℃って、そりゃ無いんじゃないかなあ・・・。
正月にはせっかく1mを超えた雪が70cmそこそこまで解けちゃっています。
ま、雪の少ないのは助かると言えば助かるし、気が楽でもあるんですが、大井沢らしくはないですね。
かと言って、「もっと雪が降ればいいのに。」とも思えず、これも地球温暖化の影響かも知れないなどと思えばかなり複雑な心境ではあります。
08/01/11 @ 04:42 PM JST [続く……]
みぞれ
朝からの雪が土砂降りのみぞれに変わりました。
散歩に出るには最悪のパターンです。 犬は濡れ鼠に変身してしまうし、飼い主の傘にはシャーベット状の雪がずっしりと溜まって重さに耐えられなくなります。
08/01/09 @ 12:42 PM JST [続く……]
セキレイ
除雪車が通り過ぎた道路にセグロセキレイのペアが来て何かをついばんでいます。
6日には家の前を流れる川面を悠々と飛んで行くオジロワシを見ました。 娘が「トンビだ。」と言うので目をやると、黄色の大きな口ばしと白い尾羽の巨大な鷲がテラスの向こうを通り過ぎるところでした。 餌になる鴨を追って南下してきた1羽のようです。
08/01/08 @ 10:10 AM JST [続く……]
ブラックアイスバーン
黒々と光るのは凍った道路。
昨夜は猛烈なみぞれで道路は一面に溶けかけたシャーベット状になっていました。 今朝はそれがそのまま凍結していて、完全なブラックアイスバーンです。 いつもの防寒靴やゴム長では怖くて歩けず、犬でさえも滑って転倒する始末でした。
大井沢の皆さんはこんな道路にも慣れているのか、あるいはよほど効きのいいスタッドレスタイヤでも履いているのか、時速60kmで通勤して行きます。
08/01/07 @ 11:35 AM JST [続く……]
正月に美味しかったもの
正月に思いもかけず美味しかったものは:
家族が作った餃子。 標津のタラの白子のフライ、そしてちり鍋。 コマイのちり鍋。 子供の頃の母の雑煮を真似て作った元旦の雑煮。 白菜の芯の中華風サラダ。 シュマンケルステユーベのレバーペースト各種、ソーセージ各種。 ディルたっぷりの蛸のカルパッチョ風。 エゾシカのフィレステーキ。 ジャガイモとカリフラワーの温かいサラダ。 玉屋製麺の生ラーメン、生うどん。 標津の塩鮭。 里芋とホタテ、蛸の炊き合わせ。 金沢のかぶら寿司と赤ワインの組み合わせ。 チーズとスモークサーモン、藤本さんのイクラを乗せた焼きたての蕎麦粉クレープ。 イカ飯・・・と、なんだか毎日、毎食、旨い物ばかりだったような感じで、犬との散歩の甲斐もなく、ちょっと太ったような気もします。
我が家で用意したものと言えば里芋、ジャガイモ、それに白菜と葱くらいで、あとはほとんどが到来物か娘たちのお土産。 申し訳ないほどに美味しい正月でした。
08/01/07 @ 11:08 AM JST [続く……]
見附神楽
今年もまた見附神楽の皆さんが大井沢の家々を回って家内安全、無病息災、五穀豊穣を願ってくれました。
外は1mを超える雪です。 静かな雪の正月です。
08/01/03 @ 07:53 PM JST [続く……]
謹賀新年
大井沢の正月は80cmの雪の中です。
昨年お世話になった沢山の方々、本年も旧年以上に世話してください。
08/01/01 @ 10:06 AM JST [続く……]