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2002/02/18: "日本一サクランボの里"
早朝は雨でしたがすぐに猛烈な雪になり、そのまま一日中降り続いています。
館山からのお客さんたちが帰るので雪の中を天童駅まで送り届けてきました。 大井沢から国道112号線に出るまでは時速40kmの慎重運転です。 途中、寒河江の「チェリーランド」に寄ってお土産を買いました。
この「チェリーランド」は、先日娘の友人をやはり天童まで送るときに初めて寄ったのですが予想以上の規模に驚きました。 要するに観光客相手のレストランとお土産品売り場が組み合わさったドライブインみたいなものなんですが、朝日山の家特製の「熊の油」やら月山天然石のブローチやらカフェ菊麻呂の主人が作ったコケシからワイン、地酒、漬物、菓子類、染物、焼き物まで売っている山形物産展みたいなものです。 結構うまいものが揃っています。 ただ、なんで新潟産イカの一夜干とか北海道産新巻鮭の冷凍なんてものまで売ってるのかがよく理解できません。
ここの前を車で通りながら、いつも悩んでいるのが大看板のキャッチフレーズです。
「日本一サクランボの里、寒河江」ってんですが、これはどのように理解すべき日本語なんでしょう? 日本で「一番」サクランボの里? 日本で「最も」サクランボの里? この「日本一」という形容詞が何を修飾しているのかがいまだによく解りません。 「日本一のサクランボの里」だと少し解るような気になりますが、それでもすっきりしません。 「サクランボ(の生産量)日本一の里」ってことなんですかね。
そんな訳で帰りは自宅を通り過ぎて、伝承館前での「ハム太郎」雪像作り進行状況を見物に行ってきました。 なんと自衛隊の制服を着た男たちが10数人、ハム太郎の耳を作ったりブルドーザーの運転をしたりしていました。 ま、少なくとも雪祭りの雪像作りをしている間は戦争をしない訳ですから、とてもいいことだと思いました。
巨大カマクラは2個に増えていて、サーバーで丸く盛ったアイスクリームが2個並んでいるように見えます。
昨夜、いただき物のエゾシカの足が少し残っていたのでローストにしました。 赤ワインとの相性は最高ですっかり楽しんでしまいましたが、残った骨をタヌキとキツネ、それにお隣のギンにもお裾分けをしました。 ギンは喜びすぎてパニック状態になっていました。 猟犬にとっては野生動物の骨や肉は特別なものなのかも知れません。
外は大雪が続いています。 明日は娘が東京に帰るので天童か山形まで送って行かなければなりません。 明日も大雪の予報です。 屋根の雪が大きな音を立てながら頻繁に落下しています。 今年は例年よりも雪が少ないとのことですが、積雪量は既に3mを超えていることでしょう。