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2002/02/17: "穏やかな日です。"
大井沢では23日の雪祭りの準備で皆さんは大忙しです。
伝承館の前には巨大なカマクラが建設(?)中ですし、河川敷の広場もブルドーザーで雪がきれいにならされました。 広場の降り口にはこれも巨大な「ハム太郎」が出現しつつあります。
呼び物はなんと言っても夜の雪上花火だそうですが、お隣の朝日山の家のご主人によれば冬の花火大会としては「日本一」とのことです。 この日だけは大井沢への道路は見物客6千人の車で大渋滞が起こるそうです。
キャステイングの練習で、どうやら右腕の筋肉を痛めてしまったようです。
今日は高曇りのおだやかな日なので、川を見にくる人たちが目立っています。 朝から何台もの車が上島橋をゆっくりと渡っています。 中には車から下りて川を覗き込んでいる人も居ます。 今年の解禁日はいつもよりは賑やかになりそうな雰囲気です。
橋の上から見える例のニジマス3人(匹?)組は今朝も健在でした。
昨夜は楽しいことが二つもありました。
キツネを見ようと窓の外を見た娘が大発見をしました。 いつの間にか家の前に2つの雪灯篭が掘られ、ロウソクがともされていたんです。 隣のご主人が作っていってくれたようです。 ちょうど千葉県の館山から来ていた2人の客も私の家族も大感激していました。
そしてもうひとつ、その雪灯篭の上をキツネがうろうろと歩き回って、しきりに餌をあさっていました。 昨夜は動物たちの大宴会でもあったのか、今朝起きて見ると家の周りはキツネ、タヌキ、山ウサギの足跡でいっぱいでした。
今日はスズメの群れを見ました。 大井沢へ来て2度目です。 ここではスズメを見ることはほとんどありません。 私の育った福島県の郡山地方では、昔はスズメを焼き鳥にしてよく食べたものですが、この辺りでは「スズメはペットとして飼うことはあっても、食べるものではない!」とのことです。 スズメを食べた話をすると、地元の人たちから気味悪そうに見られます。(羽をむしって内臓を出し、丸のまま竹串に刺して焼いたスズメは少しグロテスクですが、醤油の香りがこうばしくておいしかったものです。)
一日、穏やかなままで終わりそうです。