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2008/12/18: "忠類川カレンダー"

Calendar (78k image)
今年もまた疋田さんから忠類川のカレンダーが届いて、早速部屋の壁に下げました。
2009年のカレンダーには林さんが居て、さらにその他の名人上手たちに混じって何と私までが居ます。 これじゃ、また来年の秋も忠類川に行かなきゃならないような強迫観念にとらわれちゃいます。
もう忠類川の鮭釣には何年通っているのか、何回行ったのか・・・確か、忠類川での鮭釣が始まった翌年からだったと思います。
忠類川での「サケ・マス有効利用調査」が開始されたのは1995年のことですから、私は1996年からということになります。
え!・・・ってことはもう12年? あれから12歳も歳を取ったんですねえ。
あと何年通えることやら・・・なんてことは考えずにせっせと鮭釣に精を出しましょう。

12年通っても、まだ行きたくなる忠類川の魅力って何だろう、と思います。
ひとつは、毎年のように変化する自然のままの川の条件です。 行くたびに流れが変わっていて、ポイントも移動しています。
遡上する鮭やカラフトマスの数や大きさも年によって違います。
さらに、忠類川以外での釣りも魅力です。 鮭釣に飽きたら源流部でのオショロコマ、屈斜路湖や阿寒湖でのニジマス、アメマス狙いという手もあります。 今年は足を延ばして猿仏川のイトウを狙いました(ボウズでしたが)。
食い物の旨さも大きな魅力です。 秋味、イクラは勿論ですが、タラコ、北海シマエビ、カニ、ホタテ、巨大アサリ、サンマ、ホッケ、メバル、ソイ、何種類ものカレイ、イカ・・・切りがありませんね。 私が必ず買って帰るものに、羅臼の昆布エキスとタラの干物があります。 タラの干物を薪ストーブの上で、2日も3日かけて野菜類と一緒に煮込んだスープは絶品です。
サーモンパークの売店で売っている地魚の新鮮さと安さは驚異そのものです。 山のように買っては自宅や東京の娘たちに送ります。 嬉しいのは、冷凍で送られてきた魚が全て内臓やエラを取り除いてある上に真空パックされていること。
そして、やはり人です。 10年以上も通っていれば、何人もの人たちと顔見知りになり、親しくなり、歓迎されるようになります。
中でも、藤本さんや疋田さんには最初の年からお世話になりました。 今では、鮭釣が楽しみで標津へ行くのか、彼らに会いたいから標津に行くのか区別が付かなくなっています。
いつお目にかかっても変わらない藤本夫人の若さと優しさと美しさは、もうこれは奇跡ときり言いようが無くて、横井さんなんて卒倒しそうになってましたし、「さわ」のご亭主夫妻だって、「武田」の看板娘だって会えばほっとして嬉しくなります。
やはり来年も忠類川の鮭釣を理由に、標津の人々に会いに行きます。