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2009/01/09: "−12℃・・・変な果物"
今朝は−12℃。 この冬一番の冷え込み。 町道脇の急斜面にロールケーキのような雪球が転がっていました。
山形では、温室栽培のサクランボの出荷や観光イチゴ狩りが始まっているとのこと。 地方のテレビ局が、さも明るいニュースのような報道をしています。
サクランボは50個ほどを桐の箱に詰めたものが、東京の太田市場でのセリ値で3万円前後にもなるそうです。
そんなサクランボを食う人が居てもそれは別にどうでもいいんだけど、このサクランボを作るために消費された化石燃料とそれによって排出された二酸化炭素の量を思うとゾッとして暗澹とした気持ちにもなります。
観光イチゴ狩りは一面の真っ白な雪の中で、真っ赤なイチゴを頬張るのが売りなんだとか。
どうやら、誰にも罪悪感や後ろめたさは無いようです。 ひどい話です。