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2009/10/18: "東京で驚いたこと"
先日、しばらくぶりに東京に行って驚いたのは:
(1) ゴム長を履いた若い女性
(2) 小雨なのに傘
(3) 若い女性の多さ
(4) 喫煙者迫害
(5) 黄色いナンバーを付けた車の少なさ
(6) 我が家の近くにある汚い中華料理屋の味とヴォリューム
私が東京に着いた日は、台風18号の前兆だったのか小雨が降っていました。
東京駅から山手線に乗り換えて驚きましたね。 何と、ゴム長を履いた女性が居たんです。
浜松町から大江戸線に乗り換えたら、またゴム長の女性です。 麻布十番で降りたらゴム長親子が街を歩いています。
しかも、ゴム長を履いているのは女性、それも若い女性ばかりで男は一人も居ません。 私が知っている東京では、ゴム長なんて築地にでも行かなければ見られず、しかも履いているのはほとんどが男性でした。
ま、大井沢ではゴム長、雨合羽は老若男女共通のごく有り触れたファッションなんだけど、小雨の中で傘をさすなんてことは絶対にありません。
若い女性の多さには驚きました。 六本木でも渋谷でも、若い女性が群を成して歩いているんです。 異様な風景です。
大井沢じゃ枯れた渋めの70代、80代が女性の中心ですから、奥ゆかしくも落ち着いた雰囲気に満ちているのですが、東京は若い人たちが多過ぎて風情に欠けます。
渋谷駅の東横線と246に挟まれた薄汚い一角に、タバコを吸う集団を見つけました。
そう言えば、浜松町駅の近くでも、変なところに固まってタバコを吸っている一群が居ました。
東京では至るところに「禁煙」の表示。 新幹線でも、空港でも、空港内のレストランでも、機内でももちろん禁煙。 どうやら喫煙者は歴史上かつて無いほどの迫害にさらされているらしい。
大井沢でも、唯一タバコを売っていた原店が閉店してしまって、村全体が禁煙地区の雰囲気です。
この辺りを走り回っている車は黄色いナンバープレートを付けているのが圧倒的多数なんだけど、東京ではそれが逆転していることに驚いちゃいました。 それだけじゃありません、ポルシェやBMWのSUVまで当たり前に走ってるし、ハマーやレインジ・ローバーだって珍しくありません。 エコじゃないなあ。 排気量3リッター以上の車には、その車を新車で買ったときと同じくらいの自動車税をかけるべきですね。
それはそれとして、娘たちと行った近くの汚い中華料理屋は出色でした。 一皿ごとのヴォリュームも見事なんですが、どれもこれもが実に旨くて唸らされます。 隣のテーブルに座った若い女性の二人連れは、ジャンボ餃子(皿からはみ出るほどの巨大な餃子が6個も乗っていたので、私は思わず笑ってしまったのですが)、あんかけ焼きそば、それにたっぷりの牛肉が乗ったチャーハンを一皿ずつ取って、そのヴォリュームに圧倒され、絶句していました。 結局二人は、最初に出てきた餃子だけで満腹になり、後の焼きそばとチャーハンにはほとんど箸をつけることが出来ませんでした。
娘たちによれば、「初心者の犯しやすい失敗」なんだそうです。
私たち3人が食べたのは、中国ソーセージ、砂肝とネギの和え物、手羽先の唐揚げ、韮レバ炒め、エビマヨ、それに牛筋肉の四川風煮込み。 特に、最後の牛筋肉の四川風煮込みは絶品でしたね。 ご飯をもらって上に乗せたら、これはもうたまらない旨さでした。 もし、麻布永坂の「ワン・ツー・チー」という店に入ったら、くれぐれも一皿のヴォリュームにはご用心あれ。 安いからと言って、調子に乗って注文し過ぎると、隣のテーブルの二人連れと同じ悲劇を繰り返すことになります。