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2009/11/14: "雨の日のカサブランカ、Shoe GOOは貧乏学生の味方"
桧原の金子さんから2〜3日前にいただいたカサブランカが咲き始めています。
この花は7月から8月にかけてのものだとばかり思っていたのですが、遅く植えて育てたものが今になって出荷の最盛期を迎えているんだそうです。
独特の香りも、時期のせいなのかあまり強烈ではなくて、ほとんど気になりません。
以前に、カサブランカの臭いを弱める薬品が開発されたというニュースを見たことがあります。 レストランやバーなどのカウンターに飾っておくには香りが強すぎて敬遠されるんだそうです。 もしかしたら、金子さんもその薬を使っているんだろうか?
朝から冷たい雨です。
外に出してもらえない飼い犬は、私の注意を引きたくて新聞、座布団、靴下、ゴミ・・・etc, etcを次々に咥えてきてはデモっています。 困ったことに、飼い主に叱られて追い回されるのが遊びになっています。
Shoe GOOも知らずに学生時代を過ごした人は、かなり恵まれていた人に違いありません。
私の学生の頃は本当に貧乏で、学生食堂のすうどんさえも食えなかったりして、ましてや新しい靴を買うなんてことは贅沢の極みでしたね。 (それほど貧しかったにも関わらず、神田や新宿辺りで友人たちと飲んだくれていたあの金はどこから出ていたのか、どうしても思い出せません。 酔っ払っては何軒も何軒も梯子をしていたのに、金を払った記憶がありません。 新宿2丁目の飲み屋は、貧乏学生からは金を取らなかったのかなあ・・・。)
そんな訳で、底に穴が開きそうになった靴の修理には、このShoe GOOが必需品でした。 おかげで雨の日でも靴の中が水浸しになるなんてことはありませんでした。
大井沢に来て、毎日のように履いていた登山靴のかかとが磨り減って、穴が開いてしまいました。
傷んでいるのは底だけだし、何年か前の娘たちからの父の日の贈り物だし、捨ててしまうにはもったいなくて、何とかならないものかと思案しているときに思い出したのが彼のShoe GOOです。
もしかして、使い残しがあるかも知れないと下駄箱の中を探してみたら出てきました。 多分、30年か40年前に使ったきり、捨てもせずに取って置いたものです。
さすがにチューブのキャップを開けるにはペンチが必要でしたが、中身は硬化も劣化もしていませんでした。
仕上がりに注文はつけられません。 私の靴のかかとを見て、クマやカモシカに笑うようなことも無いでしょう。 大井沢の山道を歩き回るにはこれで十分です。 見た目を別にすれば、実に快適です。