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2009/11/27: "犬と暮らす。"
子供の頃から、いつも身近に犬が居ました。
東京に居たときはとても犬を飼う気にはなれなかったけど、大井沢に住み始めてみると、ここなら犬も幸せに暮らせるのではないかと思うようになりました。
丸山健二氏の「自然が美しいと言うことは生活環境が厳しい・・・」を置き換えてみれば、「犬が幸せに暮らせると言うことは、飼い主も幸せに暮らせると同意義」のような気がしています。
ここで犬を飼い始めて、私の体重は東京に居たときよりも10kg近く落ちました。 それに反して、我が家の犬は肥満でもないのに、麻布永坂のマンション暮らしをしていた両親よりは一回りも二回りも大きく成長して、村の人たちからは熊と間違われるほどになっています。 のびのびとした環境に居ると、犬でさえものびのびと育ってしまうようです。
犬と暮らし始めると、私の体重が落ちて血糖値と血圧が下がるばかりではなくて、自然や野生の命との関わりが以前よりもはるかに密接になり、それらに対する思いもずいぶんと変わりました。 それと同時に、身近に人間以外の生命が居ることで、私自身の人生観までもがかなり変わりました。
朝5時に起こされて、雨の日も吹雪の日も、晴れて−15℃の日も散歩に引っ張り出されることには慣れましたが、飼い犬よりは長生きをしなければならない・・・それだけが負担です。