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2010/03/01: "最後の雪まつり"
21年、21回も続いた大井沢の雪まつりも2月27日で最後になりました。
晴れて風も無く、積雪は例年の半分。 道路も乾いて穏やかな祭りになりました。
我が家から見る冬の花火もこれが最後です。
道路沿いに点々と灯されたろうそくの明りは、幻想的で祭りを訪れる人たちにはとても評判が良かったのですが、これももう見られなくなります。
過疎化、高齢化、資金不足の中で、1万人・・・村の人口の30倍です・・・を越える人たちが来場する祭りを、全くの手作りで21年間も続けてきたなんて、これはもう奇跡でしょう。
社会の中で、また何かが切り捨てられ、見捨てられて行くような、焦燥感に似たものを感じます。