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2010/03/18: "灼熱の東京から極寒の大井沢へ"
浜松町駅を降りたら、アメリカ人らしい観光客の一団が半袖Tシャツで汗をかいていました。
私は、大井沢の最先端、重装備、フルスペックのとてもクールなファッションで決めていたものですから、あまりの暑さに半死半生、息も絶え絶え、六本木の自宅にたどり着いた時には絶命寸前でしたね。
でも、東京の人たちって凄いですねえ。 大江戸線の車内には、涼しい顔でダウンジャケットやフリース、ロングコートを着ちゃってる人が沢山居ました。
と言う訳で、銀座へ行ったら歩行者天国です。(昔、知り合いのイギリス人が、歩行者天国を「pedestrian paradise」と訳していたけど、こんな英語が有るんですかね?)
まあ、その人の多さにはびっくりで、こんなに沢山の人を見たのはいつのことだったか記憶に無いほどで、すっかり圧倒されてしまいました。
もうひとつ驚いたのは、買い物袋を下げている人をほとんど見かけなかったことです。 「ビックカメラ」に行っても、混雑しているのは入り口の携帯電話売り場だけで、レジは閑散としているし、銀座も有楽町も「モノを買わない人々」に占領されちゃってるのかも知れません。
もちろん、私はビックカメラで52mmレンズキャップ(330円)を買って、ユニクロで4足990円の靴下を1ダースも買ってしまうという豪華極まりない買い物をしちゃいましたよ。
大井沢に帰ってみれば、雪がドサドサと音を立てて降っていました。
昨日も今日も除雪車が出動しています。
広尾の「ナショナル麻布」で売っていた薪は一束1,150円!!!
さすがは高級スーパー、白檀かチークでも薪にしているのかと思ったら、細いナラを4〜5本、針金で束ねただけのものでした。
見かけは貧弱なナラだとしても、もしかしたら無農薬、有機栽培、燃やしてもCO2を出さず、煙は健康にいいといったような特別な薪なのかも知れません。 六本木ヒルズや広尾ガーデンヒルズ辺りに住んでいる人たちは、こんな薪を炊いて寒くなりかけている懐でも暖めてるんだろうか?