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2011/06/10: "「むそい」あるいは「むさい」"
もう一週間近くも薪用のナラを切っているのに、まだ半分も残っています。
福島県郡山地方の方言に、「むそい」という表現があります。
物事や食べ物がなかなか減らないような時に使います。 子供が大きな飴玉などを口の中に入れていて、いつまでも舐めているようなときも「むそい飴だな。」などと言います。
大井沢では、同じ意味で「むさい」という言葉を使うそうです。
語源は同じなんでしょうね。
広辞苑を開いてみました。 「むそい」という言葉は見当たりません。 「むさい」は「無妻」だったり、「無才」だったり、あるいは「むさくるしい」の意味だったりして、「物事が長持ちして減らないこと」などという意味はありません。
なぜ「むそ」かったり、「むさ」かったりするのか分かりませんが、我が家の薪もひどく「むそくて」、なかなか減りません。
ちなみに、囲炉裏やストーブの中でいつまでも燃え続けて長持ちする薪も「むそい」あるいは「むさい」薪ということになります。
福島の原発事故も「むそ」過ぎます。