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2012/06/14: "レバ刺し食うべし!"
私個人としては馬刺しもユッケもレバ刺しも、気味が悪くて食う気になれない食べ物なので、別にどうってことはないんだけど、なんで大騒ぎしてるんだろう。 (私は岩魚の刺身も、鯉の洗いも食う気にはなれません。)
ましてや、その辺の焼肉屋が出してくるレバ刺しなんて、どんな調理場でどんな人が調理しているのかも分からないし、とてもとても食う気になれません。
「食は文化だ。」とおっしゃる方々がおられたり、全国食肉事業協同組合連合会や全国焼肉協会(なんだか、どっちも農水省や厚生労働省の天下り先みたいな名前だけど、偏見かな?)は、「食事の調理方法は自己責任が基本」と言って反対してるんだそうです。
ま、「調理方法は自己責任」と言うんだったら、それはその通りな訳で、自分で生の牛レバーを買ってきて自分で調理して食って、それでO157なり、何なりで食中毒を起こして死ぬ分には「自己責任」な訳で、外食産業の人たちが言う「自己責任」とはかなり意味合いが違います。
確かに、「食は文化」だとは思うけど、レバ刺しが日本文化のどこに位置しているのかが理解できない。 少なくとも、クジラ食よりは位置付けが下ですね。
ま、焼肉屋ではレバ刺しが食えなくなる、というだけのことなんだから、自分で生レバーを買ってきてレバ刺しにして食えばいいだけの話じゃないんですかね。 「自己責任」で・・・。
大久保や仙台坂下辺りの怪しげな肉屋なんかに行くと、「ちょっとちょっと、お客さん、いいもんありますよ。」なんて声をかけられ、店の奥の方へ連れ込まれたりするんだろうなあ。 そういう文化って、奥深くて趣があっていいなあ。