雨雪
みぞれとも雪とも言い切れないような湿ったシャーベット状の雪が降っています。
「永訣の朝」、宮沢賢治の妹が欲しがったのはこんな雪だったのでしょうか。
寒河江川の水温はずいぶん下がっているらしく川面に降った雪がすぐには溶けず、固まりになって流れています。
庭先の雪を処理しようとしてその重さに驚き、東京の雪を思い出しました。
いつの間にか1月も終わり、雪の季節もせいぜいあと2ヶ月です。
09/01/31 @ 09:50 AM JST [続く……]
雨雪
みぞれとも雪とも言い切れないような湿ったシャーベット状の雪が降っています。
「永訣の朝」、宮沢賢治の妹が欲しがったのはこんな雪だったのでしょうか。
寒河江川の水温はずいぶん下がっているらしく川面に降った雪がすぐには溶けず、固まりになって流れています。
庭先の雪を処理しようとしてその重さに驚き、東京の雪を思い出しました。
いつの間にか1月も終わり、雪の季節もせいぜいあと2ヶ月です。
09/01/31 @ 09:50 AM JST [続く……]
晴れれば天国、狐の至福・・・兎の悲劇
朝からの快晴が続きました。
居間から見る前山の稜線付近には霧がかかっています。
09/01/30 @ 02:47 PM JST [続く……]
雪の壁
除雪車が通り過ぎた後の県道沿いの雪の壁です。
この4日間で降り積もった雪の厚さがくっきりと分かります。
このくらいの高さになると、我が家の犬はもちろんのこと、野生のキツネやテンでさえも飛び上がるのを諦めます。
例年通りの積雪なら、雪の壁はこのカーブミラーを超えてしまいます。
09/01/27 @ 04:23 PM JST [続く……]
雪の中で
100歳になるお爺さんが雪の無い間だけ一人で住んでいる家も、今はシンと静まり返って雪の中です。
以前は雑種の中型犬も一緒に暮らしていて、散歩の途中に家の前を通るとうるさく吠えていたのですが、その犬の世話も出来なくなったとかで、昨年は全くの一人暮らしをしていました。
雪が消えれば、今年もまたあの元気なねじり鉢巻ルックに会えるんでしょうか。
09/01/26 @ 11:01 AM JST [続く……]
大井沢 1月24日
三日ぶりの雪。 薄い雪雲を通して温泉卵のような太陽が見えます。
2mを超えていた積雪も1.5mを切り、まるで春先のような日が続いていました。
一昨日の夕方、犬と一緒に山裾の町道を散歩していたら向こうから歩いてくる灰色の大きなカモシカと鉢合わせをしました。
私たちも目の前に突然現れた大きな動物にびっくりしましたが、カモシカも驚いて立ち止まり、戸惑った様子で面倒くさそうに元来た道をトコトコと引き返します。
09/01/24 @ 11:17 AM JST [続く……]
常用漢字の「常用」って?
常用漢字表に新たに191文字が追加され、その中には「熊」や「鹿」、さらには「岡」や「埼」まで含まれると言うんで今更ながらに意外な感がしました。
埼玉や岡山、あるいは愛媛、栃木、茨城などという県名は、どうやら文化庁や文化審議会辺りでは常用されていないらしい。 (「さいたま市」などと言うひらがなの市が誕生したのは、そのせいなんですかね。)
09/01/21 @ 12:41 PM JST [続く……]
んな、馬鹿な!
別に朝日新聞を信じてる訳じゃないけど、「AERA」はもっと信じられません。
どの記事が・・・ってことでもないんですがね。
09/01/19 @ 10:11 PM JST [続く……]
コガラ、ジョウビタキ
軒下の雪をアルミのスコップで取り除いていたら、庭先の胡桃と柳にコガラ、シジュウカラ、ジョウビタキなどが集まってきてしきりに飛び回っています。
300mmの望遠レンズで狙ったのですが、小鳥たちは少しもジッとしていないし、スコップで重い雪を投げ続ける作業で手も腕も疲れていてなかなか対象を捉えてのピント合わせができません。
スコップを雪に突き立てて三脚代わりにして何とか手の震えを押さえようとはしたのですが。
柳の枝を離れた瞬間のコガラです。 コガラもヤマガラも大井沢に来て初めて見た鳥です。
もう何日も前から我が家の周りをうろついているジョウビタキです。
まだ繁殖期ではないせいか、メスは姿を見せません。
09/01/19 @ 11:17 AM JST [続く……]
大井沢 1月18日
中上の坂の上から見る月山は大井沢随一の風景です。
快晴の朝8時。 まだ家々には朝日が差していません。
意外に暖かいと思ったら−10℃でした。 午前中に屋根から落ちて3m以上にも積っていた雪の処理をしたのですが、気温は0℃だというのに陽射しが暑く、木綿のシャツ一枚、手袋無しでの作業になりました。
いつも思うのですが、人間が感じる暑さや寒さなどというものは単に相対的なものに過ぎないようです。
東京に居るときは、10℃になれば寒さに震えていたのに、大井沢では0℃でさえも暖かく感じます。
09/01/18 @ 03:58 PM JST [続く……]
The sound of silence...
連日の雪も今日は一休みで、一瞬日が差した寒河江川です。
積雪も2mを超えてくると、雪の防音効果で家の中に居ても、外に出てさえもほとんど音らしい音が聞こえてこなくなります。
橋の上に立っても、川の流れの音さえも消えてしまってシンと静まり返っています。
県道を走り抜ける車の音も雪の壁に吸収されてほとんど聞こえません。
時おり聞こえてくるのは風の音、小鳥の声、窓ガラスにサラサラと当たる雪、そして屋根に積った雪が滑り落ちる音くらいのものです。
東京で暮らしていたのは正に騒音の渦と濃密な排気ガスのど真ん中で、人が動物としての感性や機能を維持し続けるのはほとんど不可能な環境でした。 人間が人間の生活のために作り上げた環境が、生き物としての人間の基本的な機能・・・聴覚、視覚、臭覚、触覚、そして味覚さえをも奪って行くと言うのも皮肉な話しです。
09/01/17 @ 08:43 PM JST [続く……]
テラスの足跡
朝起きて、居間のカーテンを開けるとテラスに積った雪の上に動物の足跡。
しかも、寒風の生干しにしようと楽しみにしながら吊るして置いた2匹の巨大コマイが頭の一部だけを残して消えていました。
どうやらテンの仕業のようです。
積雪も2m前後になり、屋根から落ちた雪は2階のテラス近くまで積み上がって来ていて、テンも楽々とテラスに上がって来れるようになったのでしょう。
我が家の飼い犬は、ノウノウと私の部屋で熟睡していてテンの好き放題な悪行には全く気付きもせず、朝起きてから家の周りの足跡を追い回していました。
(ちなみに、一昨日の酒の肴にした生干しコマイは絶品でした。 塩を振って一日ほど冷蔵庫に置き、それを水洗いして水分を拭き取り、さらに日本酒に浸して一昼夜。 1週間ほど寒風に晒しておいたものを軽く炙って。)
09/01/16 @ 11:18 AM JST [続く……]
雪に埋もれて
雪に埋もれて喜んでいる我が家の犬です。
もう雪の話にも飽きてしまいましたが、積雪は2m。 何もかもが雪の下になり始めています。
09/01/15 @ 11:06 AM JST [続く……]
昼過ぎには雪
朝は良く晴れて−14℃。
乾いた雪の上を歩いていると、まるで片栗粉のような感触です。 (もちろん、私は片栗粉の上を歩いたことはありません。)
防寒手袋の下にもうひとつ手袋をはめていたのですが、すぐに指先が冷えて痛みだし、終いにはその痛みで気分が悪くなりそうでした。
我が家の飼い犬は−20℃くらいまでは経験しているのですが、子犬の時でさえも全く平気で、今朝も嬉々として雪の中を走り回っていました。 寒さに強い犬なのでしょうが、それにしても足が凍傷にもならないのが不思議です。 そのくせ、夜になって眠くなってくると燃えているストーブの前で寝転んだまま動かなくなります。
昼過ぎからは本格的な雪になり、またしばらくは雪の日が続きそうです。
テラスの前にアオゲラが来てしきりに木の幹を突付いていたのですが、ヒヨドリが寄ってきて追い払ってしまいました。
09/01/12 @ 01:32 PM JST [続く……]
−12℃・・・変な果物
今朝は−12℃。 この冬一番の冷え込み。 町道脇の急斜面にロールケーキのような雪球が転がっていました。
山形では、温室栽培のサクランボの出荷や観光イチゴ狩りが始まっているとのこと。 地方のテレビ局が、さも明るいニュースのような報道をしています。
サクランボは50個ほどを桐の箱に詰めたものが、東京の太田市場でのセリ値で3万円前後にもなるそうです。
そんなサクランボを食う人が居てもそれは別にどうでもいいんだけど、このサクランボを作るために消費された化石燃料とそれによって排出された二酸化炭素の量を思うとゾッとして暗澹とした気持ちにもなります。
観光イチゴ狩りは一面の真っ白な雪の中で、真っ赤なイチゴを頬張るのが売りなんだとか。
どうやら、誰にも罪悪感や後ろめたさは無いようです。 ひどい話です。
09/01/09 @ 01:27 PM JST [続く……]
夕暮れの初月山
夕暮れ時になり、月山が今年初めて姿を見せました。
09/01/08 @ 07:31 PM JST [続く……]
エナガ、アカゲラ・・・and a river runs through it...
テラスの前の柳に来たエナガ。 数十羽の群れには、ほとんどの場合、シジュウカラかコガラが何羽か混じっています。
同じ柳に来て熱心に木の皮をはがしているアカゲラ。
一昨日の夕方、民宿「しずか」のご主人が屋根の雪下ろし中の事故で亡くなりました。
毎日のように散歩の途中で挨拶をし、雑談をしていました。 犬にはとても優しい方で、近いうちに一緒に焼酎を飲むことになっていたのですが・・・。
夕暮れ時の上島橋から川を見ていたら、ふと若い頃に見た映画のナレーションが浮かびました。
"Eventually, all things merge into one, and a river runs through it."
09/01/05 @ 05:23 PM JST [続く……]
謹賀新年
積雪150cmの大井沢から・・・。
飲んだくれてグダグダしていたら、もう今年も3日が過ぎてしまいました。
昨年中は沢山の方々にお世話になり、本当にありがとうございました。
当然、今年も世話になるつもりでおります。
数々の美味珍味をお送り下さった皆さん、ただただ感謝です。
勿論、今年も期待しておりますのでよろしく。
ま、今年もダラダラと何もせず、健康で前向きに楽しく怠け放題の暮らしを目指します。
私が尊敬する国府さんは、いつも「休まず働かず、ボッチラボッチラやりながら、グビっと行きましょうよ、グビっと。」と言います。
いい言葉ですねえ。
09/01/03 @ 05:33 PM JST [続く……]