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2001/08/30: "忠類川にヒグマ"
サケ釣りで有名な忠類川( www.salmon.jp/ )ではヒグマが出没しているそうです。
すると、さっそく掲示板に「当局の姿勢は?」などと言う書き込みが出てきたんで、思わず笑ってしまいました。
このメッセージを書いている自称「田中」さんは「イチャモン型釣り師」の典型みたいな人です。
要するに「クマが出て危ないんだったら、危なくないようになんとかしろ。」と言ってるんですが、イチャモンをつける相手が判断できないものですから「当局」なんて言葉を使ってるんですね。
入漁料を払ってるんだから、溺れたときの責任は漁協にある、なんて言えますか?
絶対に安全なアウトドアスポーツなどあり得ないと思います。 ましてや人里離れた自然の中に入り込む川釣りは、もともと危険なスポーツです。 色々な危険が潜んでいるからこそ面白さが増しているとも言えます。
自然の中に入ってしまったら、他人に安全を保障してもらうことは出来ないわけで、自分で自分を守るのが原則でもあり常識でもあるわけです。
誰かに安全を保障してもらいたいと思うような人は、自然の中で釣りをするのは即刻やめるべきではないでしょうか。
ちなみに、山形県の大井沢でもクマ(月の輪熊)の生息数が増えているという話を聞きます。
NHKのTV番組によれば、知床地方はヒグマの生息密度が世界で最も高い地域だそうです。
要するに、私のような渓流釣り師はクマさんたちの生活圏の中に侵入して遊んでるってことなんですよね。