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2003/02/06: "IT産業は成熟産業!?"
昨日は朝から本当に気持ちのいい晴天で、例によってカンジキ、ピッケルで対岸の山に登ってきました。
カモシカの場所からは遠景に朝日連峰まで見え(R_Sagae_Hara_AsahiMts)、この風景だけでも大井沢に住んでいる意味があるような気持ちになります。
最近は山歩きにも慣れて、かなりの急斜面でも快適に登ったり下ったりができるようになりました。
私が使っているカンジキは地元の方に作ってもらったのですが、しっかりと足になじんで実にいい具合です。
で、BCNの最新号を読んでいたら(もちろん、山を降りてからですが)、IT産業が熟成産業になって・・・云々という記事が載っていました。
大井沢に住んでいてそんな記事を読むと、「バッカじゃねえの?」などと突っ込みたくなります。
いや、東京に住んでいてもIT業界が熟成したなどとは思えないでしょうね。
これはJCSSA(日本コンピュータシステム販売店協会・・・Japan Computer System Sales Association?)のセミナーでの日本HP(HPはホームページの略じゃありません。 念のため。)の偉い方の発言ですが、どうやら大手ハードメーカー全体に共通する認識のようです。
要するに彼らがいい加減に売ってきたハードやシステムが思うように売れなくなったものだから「熟成」などという都合のいい言葉で責任逃れの言い訳をしてるだけ・・・などと勘繰ってしまいます。
このセミナーに参加していたマイクロソフト 眞柄取締役の「汗をかいて市場を活性化しようという努力に欠けているのではないか。」と言う発言の本音は、多分「テメーら、ざけんじゃねえ、オフィスに座ってるだけでエラそうな事を言いやがって。 テメーが出かけて行って売って見ろ!」ってことなんじゃないかなあ・・・などと思ったら、記事を読みながら大笑いをしてしまいました。
三浦さんも「IT業界が成長産業から成熟産業になった」なんて、ハードメーカーの「頭脳明晰能力最低」なエライサンたちに調子を合わせちゃいけないね。