[前の記事: "しょもぢ"] [新着記事一覧に戻る] [次の記事: "よだれの出そうな話"]
2003/02/16: "御柴灯(おさいとう)"
2月15日はこの辺りの小正月、そして「おさいとう」の日です。
前日の14日には米の粉で作った団子をミズキの枝に刺して室内に飾ります。 枝は2本で、1本には12個の団子、もう一方には7個の団子を刺します。 それぞれ山の神様と水神様に捧げるんだそうですが、どれをどちらに・・・と言うのは聞き漏らしました。
この枝に刺した団子を「おさいとう」のかがり火で焼いて食べると、その一年間は無病息災なんだそうですが・・・。
ところが、私はいまだに首が回らない状態なので山の祠の雪下ろしも出来ず、「おさいとう」にも参加できませんでした。
雪下ろし作業は娘に頼み、私はベランダに生ハム用の豚肉をぶら下げたりしていました。(BoundHam)
それにしても、今回の筋肉痛はひどいものでした。 横になるよりは起きているほうが楽で、一昨夜はリクライニング・チェアに座ったままで寝たほどです。
昨年の「おさいとう」でもかがり火で焼いた団子をご馳走になったのですが食べる量が少なかったので、ぎりぎりのところで効力が切れてしまったものと思われます。
昨夜は見事な月夜、今日は穏やかな高曇りでほとんど風も無く、日中の気温も零度前後。 こんな日には雪もよく締まっていて山歩きには最高なんですが、家でおとなしく生ハムの燻煙でもすることにします。