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2003/05/06: "16lbモノフィラ完敗"

我が家の前は山桜の絶好の撮影ポイントらしく、休日になると何人もの人々が車を止めて望遠レンズ付のカメラと三脚を取り出します。 望遠レンズは400mmかそれ以上と思われる巨大なものばかりで、対岸の桜を撮影するにはそのくらいの長焦点レンズが必要なんでしょうね。

という訳で、Dai−Rikiの16lbモノフィラメントはツバメたちに完敗しました。
カーポートの中に入り込んで車に糞を落とし、さらにはあつかましくも巣まで作ろうとしているツバメたちに対抗してカーポートの天井いっぱいにモノフィラメントを張り巡らしたのですが、ツバメたちのジャングルジム化しただけでした。 器用にも16lbの釣り糸に止まってユラユラ揺れていたりします。
釣り糸を鬱陶しがっている様子は全くありません。 コンクリートの天井の剥き出しの配管の上で仲間同士で大騒ぎをしています。
今朝は暖かくて気持ちが良かったので、居間のガラス戸を開け放ったとたんに2羽のツバメが飛び込んできました。 家の中にまで糞害を持ち込まれてはたまったものではありません。
愛用のScott 16フィート#11を振り回し、なんとか追い出そうとしたのですが、15分間も家の中を飛び回り、居間の床上数箇所にクラスター爆弾らしきものを投下してから出て行きました。
ツバメという鳥は、自分が人間に嫌われる存在でもあることを全く意識していないように思えます。
「自分たちは益鳥だから、人間は誰でも自分たちを甘やかしてくれる。」と思い込んでいるに違いありません。 その辺のところが、甘やかされて育った人間のガキどもと一緒で気にいりません。

先日、「さくお」の山葡萄畑でチョウゲンボウが野ネズミを捕らえて飛び去るのを目撃しましたが、今朝も同じところで地面を狙っていました。 20mほどまで近づいても嫌がりません。 どうやら、彼と人間との間合いはその辺にあるらしく、それよりも近づくと離れたところに飛んでゆきます。 食事の邪魔をするのも失礼なので、10分ほど遊んで別れました。

ところで、上記Scott 16フィートは島牧ででも使おうかと思って2年程前に購入したのですが、天井のクモの巣取り、シーリングファンの掃除、ツバメ撃退以外には使ったことがありません。 G・Loomisは折れる危険性が大きく、個人的には天井掃除には向かないと思っています。 その点、Scottは耐久性抜群で安心です。 私は4ピースのテイップ部分をはずし、3ピース目の先端に掃除用不織布を巻きつけて使っています。 お勧めです。
(以前、テイップ先端に布を巻きつけて回転しているシーリングファンの掃除をしていたら、布と一緒にトップガイドも巻き込まれたことがあります。 それを見て家族はゲラゲラ大笑いしてましたが、取り戻すのに大変苦労しました。)