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2004/11/21: "目からウロコ、「そば打ち入門」"
徳本さんの蕎麦(写真左 注1)と一緒に、「たかさご」(注2)の主人(宮澤さん)が出した「そば打ち入門 コツのコツ」(NHK出版 ¥1、600 DVD付き)が届きました。
いやあ、これは蕎麦打ちの入門書としては絶品です。 腰巻の宣伝文によれば、「初挑戦の人でも簡単にそばが打てる」とのことですが、むしろ私のように蕎麦打ちを少しかじった人間の方が嬉しい本です。 目からウロコというか痒い所に手が届くと言った感じです。 まず、作業手順ごとに目安となる時間を教えてくれているのが嬉しいし、蕎麦粉をふるいにかける時は手のひらで押しなでるように・・・なんて全然知りませんでした。 これだったら粉が飛び散りませんね。
包丁やその他の道具類の手入れ方法もとても参考になります。 早速麺棒にくるみ油を塗ります。
失敗した蕎麦を使ったかりんとうはちょっと皮肉です。 我が家ではかりんとうの山ができそうです。
注1:徳本さんは宮澤さんの弟子にして私の蕎麦打ちアドバイザー。 我が愛用の蕎麦打ちギアは全て彼に揃えて貰いました。 彼の蕎麦を初めてご馳走になったときは家中で感動しました。
今回はわざわざ大井沢産の新蕎麦粉100%を使った蕎麦を送ってくれました。 見た目同様に味も感動物。 思わず涙・・・はウソです。 早くこんな蕎麦を打ちたいものです。
注2:「たかさご」は牛込というか神楽坂というか、ちょっと難しいところにあります。 店内の雰囲気も蕎麦屋風と言うよりはちょっとしゃれた和食の店といった感じです。 大塚さんに初めて連れて行かれたときは、蕎麦の見事さにビックリしました。 蕎麦に対する私の偏見を吹き飛ばした憧れの蕎麦屋さんです。
ちなみに宮澤さんのそば打ち教室は1年だか2年だかの順番待ちだそうです。 今度上京した時には絶対に「たかさご」の蕎麦を食います。 3人前くらいは食うつもりです。