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2005/12/12: "北の海から"
知床の海から泳いできた巨大魚は、雪の大井沢にたどり着いた時にはすっかり凍り付いていて、何の魚なのか分かりません。
いくら世界自然遺産とは言ってもシーラカンスが居るはずもないし、あの尾岱沼のカジカにしては頭が少し小さいようだし、鮟鱇にしてはスマートだし、ドンコにしては大き過ぎるし・・・。 どうやらタラのようです。 秤に乗ってもらったら7kgもありました。
嬉しいことに、コマイの大群まで引き連れて来たんです。 干物じゃありません。 彼らもすっかり凍っています。
暮れと正月、家族が揃うまでは全員冷凍庫に居てもらうことにしました。
タラちりも旨いですが、コマイのちり鍋も驚異の美味しさです。 幸い、徳島特産のすだち酢も羅臼の昆布エキスもあることだし・・・。 想像しただけでも唾液が口いっぱいに広がります。
と言う訳で、疋田さんに大感謝。
(疋田さんに魚の種類を確認したら、「タラですっタラ。」という世界遺産的な返信メール。 さすが。)