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2007/05/01: "イワナが住み着く、そして北海道ならではのこと"
テラスの下の小さな池に2〜3匹のイワナが迷い込んできてそのまま住み着いています。
一番の大物は35cm前後。 すぐ前を流れる寒河江川の本流から上がって来たとも思えず、多分、沢の水を引いた農業用水路を伝わって紛れ込んで来たようです。
見るともなしにNHKのテレビ番組を見ていると、北海道ならではのことをクイズ形式で紹介していました。
その(1): 小樽では豚の串焼きを「焼きとり」と呼ぶ。
・・・子供の頃の記憶ですが、福島県の郡山地方でも豚肉を小さく切って串焼きにしたものを「焼きとり」と呼んでいたような気がします。 ということは、なにも小樽ならではのことじゃないんじゃないかなあ。
その(2): 北海道では電話で自分の名前を名乗るときに「XXでした。」と言う。
・・・山形でも同じです。 私も山形に越して来た当初には、電話だけじゃなく訪問客からも玄関先で「志田でした。」と名乗られて戸惑ったものです。 英語には過去形で仮定を表現することがあるけど、東北地方にはどうやら過去形による丁寧語法というものがあるらしい。 ちなみに、北海道には東北からの移住者が多いので東北弁の影響が色濃く残っていると思います。 昔、すすきののバーで私の横に座ったホステスはすごいズーズー弁で、生まれも育ちも北海道だと言っていましたが、彼女の出身地は秋田からの人たちが移住したところだとのことでした。
その(3): 北海道には車のワイパーに冬用がある。
・・・バッカじゃないの?
その(4): 北海道では甘納豆を赤飯に炊き込む。
・・・って言うけど、全ての赤飯が甘納豆入りだとは思えません。 普通のアズキ入りの赤飯を札幌でご馳走になったことがあります。
そんな訳で、NHKの取材力と情報収集力の貧弱さに呆れたり笑ったり、とても楽しく番組を見ることができました。