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2007/05/18: "アイドルはバックコーラス・・・オタ芸の奇妙な世界"

NHK教育テレビで不思議な趣味の若者たちを見ちゃいました。
「オタ芸」(「族」がついたかも知れません。)と言うんだそうです。
要するに女性アイドル歌手やその卵たちを熱狂的に応援する男の子集団で、しかもライブハウスや演奏会場で統制の取れた「芸〜パフォーマンス」を披露して会場を盛り上げる連中のことなんだそうです。 難易度の違う技(芸?振り付け?)が数十種もあるそうで、それらの技を組み合わせ、掛け声を掛け、ただひたすら集団で踊り狂います。
ほとんどは20代のサラリーマン。 趣味であり、生きがいでもあると言い切っています。 オタ芸をすることによって、仕事上のストレスやフラストレーションを発散し、すっきりとして仕事に戻ることが出来るんだそうです。

番組に登場した連中は「アイドルを応援し、会場を盛り上げる」のが目的であり楽しみでもある、というようなことを言っていましたが、六本木のライブハウスでの彼らを見る限りでは、盛り上がっているのは本人たちだけでステージで歌っている女の子たちもその他の見物人も引きまくっているような雰囲気でした。
あれは昔流行ったディスコの変形じゃないんだろうか。 つまり主役になって倒錯的な陶酔感に浸っているのも、ひたすらに盛り上がっているのも「オタ芸」の連中であって、ステージの上で歌っているアイドルたちは彼らのためにダンス音楽を演奏しているに過ぎないように見えます。
彼らが、本気で自分たちのパフォーマンスが「応援」になり、それによって「会場が盛り上がる」と思い込んでいるとしたら、その錯覚はどこから来てるんだろう・・・とすごく興味をもって番組を見ました。
見るからにいかにもオタクな連中で、「オタ芸」とは実に雰囲気を表したネーミングです。 秋葉原辺りの女中カフェにたむろしていた連中が外に出て動き出したらあんな風になっちゃうのかも知れません。 しかも、彼らの職場がIT関連のサポートセンターだったり、インターネットやシステム関連のサーバーのメンテナンスだったりというのもらしくて分かっちゃうような気もします。