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2007/08/28: "アオサギが飛んで行く"
夕暮れの空をアオサギが飛んで行きます。
コンドルがアンデスの空を飛ぶ風景は雄大にして詩情豊かで、彼のポール・サイモンをして「釘よりは金槌の方がいいや。」とか「カタツムリかスズメかって言われたら、スズメを取るなあ・・・。」なんてことを歌わせるんでしょうけど、ねぐらに帰るらしいアオサギの飛翔をみていてもせいぜい「何を食ってるんだろう?」くらいのこときり思い浮かばないのは私の浅薄な知性と貧困な発想のせいですね。
それはそれとして、アメリカまで行って「Why don't you call me, Madame Sushi?」などと恥さらしな売込みをした防衛大臣が、自分には関係の無いことの責任をとって新内閣での大臣任命を前もって辞退したとか。
「マダム・スシって呼んで。」などという感覚も理解できないけど、無関係なことの責任を取るという論理も理解不能です。
「私をとるか、小沢をとるか。」などと大見得を切ったくせに、どこ吹く風みたいな顔で「美しい国」などと言っている総理大臣も理解できませんけどね。 安倍さんも鮨夫人の爪の垢でも貰えばいいのに。
ただ、私が今、最も心配していることは今後の日本の鮨がひどく不味いものになるんじゃないかということです。 それに「鮨は手垢が付いて薄汚れた不潔な食物」というイメージまでもが定着しそうです。
もっとも、本人がいくら望んでも「Mme. Sushi」なんて呼ぶ人は誰も居ないでしょうから、私の心配も杞憂に終わりそうで何よりです。 「Mme. Zosui」とか「Mme. Yaminabe」くらいなら呼んでやってもいいかな・・・。