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2007/08/09: "もう残暑? で、美空ひばりはなぜテレサ・テンになれなかったか。"
梅雨が明けたばかりだというのに、テレビの気象予報士は「残暑が厳しいでしょう。」などと変なことを言います。
え? 「暑中見舞い」なんてことを書いたばかりなのに「残暑だって?」と広辞苑を引いたら、「立秋後の暑さ。」なんだそうです。
で、立秋っていつだ?と思ったら太陽暦の8月8日頃だとのこと。 9月8日なら分かるんですが、暦の季節感には納得の行かないものが多いですね。
昨夜、NHKのBS放送でテレサ・テンの特集をやっていて、その歌唱力の見事さに改めて驚きながらも「ところで、なんで美空ひばりはテレサ・テンのような国際歌手になれなかったんだろう? 海外で美空ひばりが受け入れられなかった理由は何だろう? 日本文化に対する拒絶反応だったんだろうか・・・。」ととても興味が湧いて来たのですが、これは私の誤解、知識不足、認識不足で美空ひばりも東南アジアはもちろんのことヨーロッパでもアメリカでも大人気だったのかも知れません。
テムズ川やセーヌ川の畔を歩いていたりすると、「川の流れのように」が聞こえてきたりするのかも知れませんが、ボストン郊外のチャールズ・リバーでは聞きませんでしたね。
もし、私が思っているように美空ひばりが海外ではほとんど知られていないとしたら、それはそれで凄く面白そうなテーマだと思うんだけど、誰かその辺のところを分析して本にしてみてはどうなんだろう。 もっとも、私は美空ひばりが嫌いなので、本になっても買わないでしょうけど。