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2009/05/20: "のど赤き玄鳥ども、楚々としたイワウチワたち"
玄鳥などと書いて「つばくらめ」と読ませるなんてのは、やはり無理があると思うんだけど、彼の藤沢周平をも凌ぐ山形の誇り、万葉以来の大歌人斉藤茂吉は「玄鳥ふたつ屋梁にいゐて・・・」と書くんですねえ。
それはそれとして、そのツバクラメども二つが腰白きイワツバメどもと同盟を結んで我が家への侵攻を目論んでいます。
妻は「可愛い鳥なのに・・・。」と言いますが、その喧しい鳴き声は許せるにしても空爆は許せません。
今朝も窓を開け放った居間の床には爆撃の痕跡が3箇所も残っていました。
と言う訳で、いよいよ我が愛用のダブルハンド 16フィート#11、4ピースのScott Tsubame Specialの登場となりました。
天窓を全開にしての空中戦の結果、15分後には居間の制空権を取り戻すことができました。 とても首が疲れました。
朝早く出かけて見つけたイワウチワ。 朝の木漏れ日に光る可憐な花を撮ろうとしていたら、光が当たった最高のポイントに犬がすっ飛んで来て、しかも数輪の花を尻に敷いて座り込んでしまいました。
この時期の大井沢の野草で薄紅色の花を付けるのはこのイワウチワだけです。