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2009/05/27: "木に咲く花・・・大井沢5月27日"
この季節に大井沢の山々で目立つのはウワミズザクラやミズキの花ばかりで、「何で木に咲く花はどれもこれも白ばかりなんだろう・・・。」と不思議に思ったり、少し不平を言いたくなったりしながら歩いていると、道端でルビーのように光る赤い花が目に入りました。
逆光の淡い陽射しを浴びたアケビの花です。 順光で見ると黒に近い紫色のつまらない花ですが、光線の具合によっては意外にきれな花だったんですね。
視線を少し下げてみると、ヤマツツジ、タニウツギ、藤など、白以外の花も結構目に入ります。 どうやら私の視野が狭すぎたようなんですが、喬木の花はどれも白っぽいようです。
タニウツギ。
繁殖しすぎて困ります。
綿飴のようでレンズの焦点が合わずにぼんやりとしてしまう花です。
れっきとしたサクラの一種なんだそうですが、アンニンゴと山菜名を持っていて塩漬けにした蕾や実が食べられるそうです。
ヤブデマリだと思います。
トチ。
ミズキ。
国会議事堂辺りに植えてあるアメリカハナミズキとは全く違います。 棚状に小さな花を付けます。
ホウの花もつまらないですね。 純白とは言えない白です。 タイサンボクの見事な花には遠く及びませんが、熊が実を食べるという人も居て、木の幹には熊の爪跡が残っていたりします。
庭先のナナカマド。
西洋ナナカマドの実はピンクペパーになりますが、これは野鳥の餌がいいところです。