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2011/09/26: "秋の山で"
昨日の朝は4℃、今朝も8℃でした。
大井沢はすっかり秋の風情です。
山ではミズ(ウアワバミソウ)のコブが実り始めています。 大井沢に来て、初めて知った山菜のひとつで、全く癖が無く、コリコリとした歯ざわりと山芋のようなとろみに特徴があります。 山形の漬物「おみ(御実?)漬け」の具にしたり、天ぷらなどにして食べます。 味と言うよりは、歯ざわりを楽しむ山菜です。
今年は茸が不作かも知れません。
あまり山へ行かなかったせいもありますが、ほとんど茸類を見ていません。 いつもは一面に出ているスギヒラタケも、採って帰るほどの量は出ていませんでした。
コクワ(サルナシ)の実です。 まだ未熟ですが、霜が降りる頃には甘酸っぱくて、ちょっとキウィフルーツに似た味になります。
キウィフルーツと近縁の植物だそうです。
国道112号線沿いの水沢の道の駅では、コクワのソフトクリームを売っていて、我が家の娘たちには人気があります。
林道に栗が落ちるようになりました。
これは、山の栗としてはずいぶん大きいほうです。 しかし、芝栗は小さくて皮をむくのが一苦労で、栗ご飯にして・・・・などという気にはなれません。
昨日、我が家で栽培しているマイタケの初物が収穫できました。
天然のマイタケは、煮ても汁が濁らない、味も香りも栽培ものとは比較にならない・・・などと言われます。 でも、まあ、多少は汁が濁っても、庭先で採れるマイタケは手軽でいいですね。 今夜はマイタケの天ぷら、それに炊き込みご飯にします。