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2002/04/16: "魚より鳥"
焼き鳥は好きですが、野鳥を見ることもかなり好きです。 今の時期は魚釣りよりも野鳥観察(バードウオッチング?)に凝っています。
ヤナギの花の中にシジューカラそっくりの黄色い鳥を発見して大喜びしたら、ヤナギの花粉で黄色に染まったシジューカラでした。 庭先のカラマツの梢でカラスが抱卵しているようです。 ホオジロのさえずりで早朝から叩き起こされます。 ジョウビタキのメスが我が家の近所に住み着いている様子です。 カワラヒワの群れが一日に何度も遊びにきます。 オスのアカゲラがしばらくぶりに姿を見せました。 ここに来て初めてモズを見ました。 イカルチドリの群れが滞在中です。
娘と散歩していたら、寒河江から来たというRV車の熟年夫婦が平尾さんの釣堀の先で道路を探していました。 「ここで行き止まりですよ。」と教えても納得していない様子だったので「いや、行けるはずだ。」などといいます。 「雪が残ってるのはここだけですから、ここさえ越せばあとは2車線の舗装道路です。」とでも言えばよかったなあ、と後悔しました。 あの夫婦は江戸時代の地図でも見て来たのかもしれません。
ギンと散歩をするのはとても楽しいのですが、彼の最大の欠点はカモやキジを沼地や藪の中から追い出してしまうことです。 近くの沼にギンを完全無視しているカルガモのつがいがいます。 ギンがこちらでいくら騒ぎまわっても対岸近くをゆうゆうと泳いでいます。
今日はノジコ、サシバ、モズのページに付箋をつけました。
焼き鳥と言えば、麻布十番の網代公園横に一人1万5千円の焼き鳥屋がありました。 今でもあるのでしょうが、酒代を含めれば一人2万円を超えます。 まずくはありませんでしたが特別にうまいとも思いませんでした。 和服を着た40代の亭主が一人でやっている店で、能書きがやたらと多くて、「能書き代」だけで1万円2千円くらいしていたのではないかと思います。 バブリーな雰囲気のオッサンが出勤前のクラブホステスなんぞを連れてきたりするような店です。 もちろん、私の場合はそんなんではなくて、むくつけき男同士で竹筒で燗をした酒(これがまたバカ高)などを飲みながら電通の悪口を言い合って喜んだりしてました。
麻布十番と言えば「焼きトンのあべちゃん」も好きだったんですが、最近は観光客が増えすぎて雰囲気が変わってしまいました。 大江戸線の駅ができるまでは地元の客だけを相手に商売をしていたのですが、観光ガイドブックにでも掲載されたのか休日には中年男女のグループ客であふれかえるほどの大繁盛で、オヤジが豪華なクルーザーを買ったという噂です。 おばあちゃん手作りのぬか漬が絶品だったんですけど、最近はそのおばあちゃんの姿も見ません。
六本木にはカーター大統領が中曽根だか誰だかと行ったという焼き鳥屋があるんですが、前述の1万5千円の店同様、「別に・・・」って感じの所です。 それよりは防衛庁よりの「鳥長」の方がずっとましです。 お金だって3分の1で済みます。
田代さんのお店がJR横浜駅のすぐそばにあるんですが、ここはいいですねえ。 大井沢からだと少し遠いですが、東京の我が家からだと1時間ちょっとです。 渋谷から東横線で行くのが最短です。 楽しいだけでなくうまいし安いし、席のぎゅーぎゅー感もウリです。
今日の最高気温は22℃。 焼き鳥と生ビールが恋しくなっています。 朝日山の家でも早く生ビールを始めてくれないかなあ・・・。