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2005/02/16: "山の神・地蔵まつり"

大井沢の中村、萱野、中上などの部落には、今でも子供たちが山の神様やお地蔵様を背負ったり、抱きかかえたりして家々を回る行事が残っています。 これも元々は旧暦の正月行事だったのでしょうが、今では大晦日に行われたり、2月に行われたり、部落によって時期が異なるようです。
用事があって町役場の大井沢支所に居たら、夕方、中村部落の子供たちが山の神様と地蔵様を背負って現れました。 背負うのは一番年下の子供たちのようで、雪の中を歩かされて来た1年生の男の子と2年生の女の子は疲れ果てて不機嫌です。 男の子はすっかりふてくされ(大井沢で言う「ぶんむくれ」)ていました。
訪問した家々から沢山のお菓子とお賽銭を貰います。 支所長の宮林さんもかなり包んでいたようです。 (集まったお賽銭の行方が気がかりです。 お年玉同様に、「貯金しておいて上げるから・・・。」ってことになるんでしょうか?)
Yamanokami (77k image)

返答: コメント1通

子供たちが背負っているのは山の神だそうで、11月にも同様の行事があるとのこと。 どうやら、男と女の神様のようです。
子供が多かった頃には、その年に小学校へ入る子が神様を背負って歩いたそうです。

Yaginuma さんからの 2005/02/17 08:23 PM JST のコメント