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2005/04/04: "八百屋さんが行く"
週に2回、行商の八百屋さんがド演歌を音高く流しながらやって来ます。
数年前は<だんご3兄弟>でした。
<だんご3兄弟>がほぼすたれかけた頃に、眞柄さんと佐渡まで釣りに行ったことがあります。 新潟港のフェリー待合所で<たこやき3兄弟>なるものを売ってました。 竹串に刺した冷めて干からびたようなたこ焼きが3個で450円でした。 あれは何だったんだろうと、今でも不思議になります。
大井沢を行く行商の八百屋さんを見たときにはかなり意外な感じを受けました。
農村に八百屋? まるで漁村の魚屋みたい・・・と思ったりしたものです。 でも、大井沢のように雪深い地域ではこれも当然のことなのかも知れません。 今頃になると、新鮮な野菜が極端に欠乏して来ます。
雪の中に大根や白菜を貯蔵しておけば、春まで新鮮さを保つ・・・と言いますが、それは積雪がせいぜい50cm程度の地域の話で、3mも雪が積もるようは所では雪の下になった野菜を掘り出すことなど全く不可能です。
それでも、農家の人たちが八百屋から野菜を買う姿にはなんとはなしに違和感を覚えています。 積雪期だけではなくて、四季を通じてですから。 買っているのは中国産のネギや椎茸だったりするかも知れません。