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2005/04/30: "百年続きますように・・・"

ほぼ終わりかけた十番温泉前のハナミズキ、その向こうに六本木ヒルズ。
ふと、「百年続きますように・・・」という歌詞が頭をよぎりました。 ライブドアや楽天が来年消えてしまっても、私個人としては別にどうでもいいことなんですが。
DSC2927 (129k image)

新宿で乗った大江戸線に、代々木駅から俳優の小林薫氏が乗ってきて私の隣に座りました。 そのまま一緒に麻布十番で下りて前を歩いて行きます。 ヨレヨレの麻のジャケットにサイズの合わないジーンズ。 カッコいいのか悪いのか、後姿を写真に・・・とも思ったんですが、失礼なので止めました。

東京はホッとしながらも疲れます。 あれもこれも、と動き回りすぎるせいなのでしょうが、あの人と車の交通量の多さにはやはり緊張します。 すっかり大井沢の田舎者(もちろん、私以外の大井沢の皆さんは田舎者なんかじゃないのですが)になってしまったらしく、六本木に居て洗面台の鏡に映る自分の顔を見ると愕然とします。 実に緊張感の無い、ふったるんだ顔つきです。
大井沢では緊張するのはせいぜい熊の足跡に出くわした時ぐらいのものだし、アイロン無しのシャツやズボンを平気で3日も4日も着ていたりしてしまうし、そんな生活をしていると顔つきまでがアイロン無しになってしまうのかも知れません。 樋口さんまでが、「うん、首から下はポロシャツにチノパンの以前からの柳沼さんだけど、首から上は完全に田舎暮らしだなあ。」などと情け容赦の無いコメントを投げつけてきます。 要するに、アホ、痴呆の類ってことなんでしょう。
で、一生懸命<都会の人>風に緊張した表情で頑張って居たんですが、上手くいったかどうか・・・。

28日、マイクロソフトの皆さんがフライタイングの練習会を開くというので、顔をだしたのですが、北川女史にはただひたすら脱帽。 まだフライフィッシングを始めて1年にもならないのに、養沢の<ヤマメバッジ>を2個も持ってるんだそうです。 札掛なんて、荒らしまくりらしい。
らしい、と言えば、Kumai the Magic Handは神業の域に入っているとのこと。 想像ですが、80cmの虹鱒をベストのポケットからポンと出したり、ウエイダーの胸の辺りから尺ヤマメが次々に現れたりするに違いありません。 羨ましい限りです。 ・・・ってことは、ロッドもリールも要らないし、釣にだって行かなくてもいいってことになるんでしょうね。

そんな訳で、タイング練習会が終わって遅めの夕飯を食いに出かけたら、新宿周辺の飲食店街は異常な混雑です。 旨そうな店はことごとく行列。 店に入れない客で道路はごった返していました。 1時間近くもウロついて、やっとの生ビール。 いや、大変結構でした。
店を出たら、もう午前1時。 甲州街道を走るタクシーは全てが実車か迎車。 そして道路は空車待ちの酔っ払いだらけ。 諦めてトボトボと新宿2丁目まで歩き、Sockeyeで時間をつぶそうと思って覗いたら、客は誰も居なくて、チャーマスは奥のソファで仮眠中。 たたき起こして30分ほど雑談して出てきたら、知らないオバサンが慣れ慣れしく擦り寄ってきて「どうお? 遊んで行かない?」なんてことを言います。 残念なことに、気が付けばすぐ後ろにパトカーが居て、オバサンは遊びの内容も説明せずに消えてしまいました。 向こうから声を掛けてきたのに、失礼な女性です。
やっと四谷3丁目でタクシーを拾い、何事も無く3時前には帰宅できました。

新宿サンスイに顔を出したら日暮さんが居て、釣り人が減った話ですっかり盛り上がってしまいました。
そんなこんなで、私のPCは古すぎてこれ以上のメモリー増設は無理だということが判明し、しょうがないのでWinXpを入れてみることにしました。 さて、どうなることやら。 娘が7万前後で買ったDELLなんて、RAMが512MBもあるんです。 私はHPの安いマシンにでもしようか・・・などと思い始めています。