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2005/04/11: "翡翠と言う名の鳥"
翡翠が元々は鳥の名だとうことを知ったのは多分10年ぐらい前のことです。 それまでは宝石の名前だとばかり思っていました。
やっと流れが顔をだした沢筋で、2羽のカワセミ、アカゲラとオシドリのオスを1羽ずつ、数羽のカルガモ、甲高く鳴き交わしながらすぐ頭の上を飛ぶ2羽のオオタカを見ました。 双眼鏡を忘れたことを残念がりながらも、妻は大喜びです。
雪原を歩いていると汗ばむほどの暖かさなのに、意外に雪は締まっていてカンジキを履かなくても自由に歩き回れます。 沢の岸はまだ2m近い残雪に覆われていて花の季節には早いのですが、野鳥は活発に活動を始めている様子です。 雪の上にはそこここにカモシカ、テン、キツネ、野ウサギなどの痕跡が残っていました。 そろそろ熊も動き出すことでしょう。
カワセミやオシドリを見ていると、なぜあんなにも美しい生き物が存在するのか不思議になります。
オオタカも美しい鳥です。 特に青空を背景に両翼を広げて滑空する姿は羽の模様、形、スピード感・・・どれをとっても感動的に完璧です。 あれほど飛ぶ姿の美しい鳥は見たことがありません。
天気が良ければ、明日も沢筋を歩いて見ようと思っています。 偏光グラスを持って行けば岩魚も見ることができそうです。 双眼鏡も忘れずに持参します。