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2005/04/13: "憩いの場"
締まった雪の上はカンジキ無しでも自由に歩きまわれます。 嬉しくて、連日森や沢筋に出かけています。
急な斜面も爪先を蹴り込みながら、気持ちよく登って行けます。
ブナの森が新緑に覆われ、水芭蕉が咲き、山菜が採れ始めるまで、山歩きには絶好の季節です。
2年前の新緑の頃、国道112号線の旧道に入ったことがあります。
ブナの森の中は一面の兎の糞で、足の踏み場も無いほどでした。 一冬であれほど大量の糞を撒き散らすにはいったいどれほどの数の兎たちが努力したのか見当も付きません。 とにかく、見渡す限り・・・だったんですから。
この藤蔓が絡んだ木の根元は、どうやら兎の憩いの場だったようです。
根開きの進んだ木々の根元には、小動物たちが出入りしたらしい痕跡があちこちに残っています。
沢伝いに急斜面を上がってみましたが、まだフキノトウも無く、カタクリもキクザキイチゲの花もまだです。 日当たりのいい南斜面で、やっとマンサクの花が咲き始めたところです。