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2009/09/11: "新蕎麦が届いて幸せな昼食"
昨日、徳本さんから「新蕎麦を打って送ります。」との電話。
楽しみにして待っていたら、なんと昼前には届きました。
薄っすらと緑色を帯びた正に新蕎麦。 もちろん、正真正銘、混ざりっ気無し、蕎麦粉100%の十割蕎麦です。
そんな訳で、昼は妻と二人で1年ぶりに食べる感涙の蕎麦。
先ずは汁を付けずに口に含みます。 色、腰、甘み、香り・・・言うこと無し。 これが蕎麦、これが新蕎麦。
そして、徳本さん特製のそばつゆで・・・。 蕎麦って、こんなにも美味しいものだったんですね。 「高砂」の味がよみがえりました。
蕎麦湯を何杯もお代わりして、とても幸福な昼食になりました。
山形県は蕎麦どころなんだそうですが、ここに住み始めて9年近くにもなるのに、そんな実感は全く有りませんね。 蕎麦畑が多いからそんな風に言われるんでしょうか。 ま、蕎麦屋も多いんだけどね。
岩手県の遠野にヤマメ釣に行ったことがあります。 昼食を食べに、「非常に有名な店」だという蕎麦屋に入りました。 店の駐車場には観光バスが何台も止まっていて、かなり悪い予感はしたのですが、出てきた蕎麦はその悪い予感以上のひどさでしたね。
早朝からの釣でとても空腹だったのに、どうしても食う気になれず、あとでコンビニのサンドイッチで口直しをしました。
「蕎麦どころ」などと言われるところは、その名前だか何だかに甘えてしてまって、味に対する取り組みがおろそかになる傾向があるのかも知れない・・・なんてことを思ったりもします。