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2009/09/14: "イナゴ、マタタビ、トリカブト"
妻が捕ってきたイナゴを佃煮にしました。
私は福島県の農村で育ったものだから、イナゴは全くゲテモノではなくて、「秋の味覚」に近いものがあります。
ところで、日本人が食ってきた昆虫類ってどれほどあるんでしょうね。
ザザ虫、ハチの子・・・私は思いつかないけど、かなり種類が多いんじゃないかと思います。 伊那地方出身の人は、蚕の蛾を食べたと言っていました。 繭から出てきた蛾をザルにとって羽の鱗粉を水で洗い流し、砂糖と醤油で甘辛く煎り煮したものをご飯に乗せて食べるとすごく旨いんだそうです。 食う気にはなりませんけど・・・。
マタタビの実が熟れていました。
同じところにサルナシもあって、柔らかく熟れた実を口に入れるとほんのりと甘酸っぱい味がします。
色鮮やかなトリカブト。
トリカブトにも10種前後の種類が有るらしいけど、大井沢でよく見かけるのはどうやら「オクトリカブト」らしい。
春、ニリンソウと間違えて食っちゃう人が居て、毎年のように新聞の地方版に記事が載るんですが、死んじゃったという記事はまだ読んでないような気がします。