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2003/01/09: "足跡だらけ"

正月4日から降り続いた雪がやっと止んで昨日から2日連続の晴天になりました。
特に今朝は雲ひとつない青空が広がり、北の月山から南の朝日連邦までくっきりと見えています。

この冬初めてカンジキを履いて川岸を1時間ほど歩き回りました。
雪の上にタヌキ、野ウサギ、テン、キツネ、カモシカの足跡が縦横に続いています。 残念ながら動物たちの姿を見ることはできませんでした。
今朝の気温はマイナス2℃、室内温度は5℃、妻が「今日は暖かいから、ストーブいらないでしょ?」などと言います。
ストーブがいらないというほどの暖かさではありませんでしたが、気温がマイナス5℃くらいになると寒さがゆるんだように感じ、マイナス3℃ほどになると暖かく感じるようになっています。 特に昨日や今日のように風のない晴れた日はセーターの下にTシャツだけで外に出ても平気です。

今年はなかなか動物の姿を見ることができません。 先日の夕方、農協の前の道路を走っていると車の前にタヌキが飛び出してきました。 そのまま雪の壁沿いに追ってゆくと、振り返りながらトコトコと逃げます。 思い切った様子で道路を横断し、農協の駐車場に飛び込んでこちらをジッと見ています。 車の窓を開けて声をかけたら建物の裏に走り去ってしまいました。
窓から見える電線にモズがとまっています。 この雪の中にモズの餌になるようなものが見つかるのかどうか・・・。
ベランダ下の池はほとんど水面が見えないほど雪で埋まっているのですが、ほんの少しだけ開いている水面でカワガラスが潜ったり浮いたりを繰り返しています。
生まれて初めてカワガラスを見たのは40年近く前の湯檜曽川の支流でした。
当時、湯檜曽川周辺には頻繁に通っていて、釣れない日々を過ごしていました。 山仲間に誘われて渓流釣りを始めたばかりのころなんですが、あまりにも釣れないので鳥の観察と山菜採りばかりしていました。 そのころ最も身近な鳥がカワガラスでした。 そんな鳥をベランダ下の池で毎日見て暮らすなどということは考えていなかったのですが。

コーヒー豆が宅急便で届きました。 東京に居るときから買っている虎ノ門のコクテール堂に送ってもらっています。 1度に送ってくれるのは2kgだけで、それ以上は「香りが飛んでしまいます。」と言って絶対に送ってくれません。 我が家の約1ヶ月分です。