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2003/08/02: "ハンマー・ダルシマー"
正しくはHummered Dulcimerと言うらしいのですが、根子部落の「ギャラリー麦わら」(ギャラリー蕎麦じゃなく)でハンマー・ダルシマーとギターの演奏会がありました。
この楽器はどうやらチターの親類か子孫らしいのですが、見るのも聞くのも初めての経験でした。
アイルランド音楽、ということだったので聞きにいったのですが、メインはアメリカ音楽でちょっとがっかりしました。でも1、2曲、楽しめる演奏がありました。
この楽器でアップテンポのアメリカ音楽を演奏するのも、それなりの快感はあるのかも知れないけど、私個人の趣味としてはちょっと違いました。
例えば、バロック音楽などだったらハープシコードとはまた違った面白さが出そうな気がするんですが、誰かが既にやってるのかな?
とは言え、演奏会そのものは盛会で、山形市や寒河江市の方からまで聞きに来ていたとのこと。 聴衆が会場の庭先まであふれて盛り上がっていました。(地酒の一升瓶などがあって、少し異質な盛り上がりではありましたが。)
これまで全く気づかなかったのですが、山形ってところは私の先入観とは全く違う「文化の地」なのかもしれません。
考えて見れば、斉藤茂吉、森敦、藤沢周平、丸谷才一・・・等々、山形県は数多くの文学者、文化人を輩出しているところなんですね。(高山樗牛も山形だっけ?)